NECPCが直販限定の「LAVIE Direct N15 Slim」を発売 Windows 10のサポート終了を視野に、12万円弱の手頃な価格を実現
NECパーソナルコンピュータが、手頃な価格の15.3型ノートPCを発表した。Windows 10ノートPCからのリプレースを意識して、手頃な価格を実現した。
NECパーソナルコンピュータ(NECPC)は5月13日、ノートPC「LAVIE Direct N15 Slim」の新モデルを直販サイト(NEC Direct)限定で発売した。最小構成の標準価格は11万9000円となる。
新モデルの概要
LAVIE Direct N15 Slimの新モデルは、現行モデルからディスプレイとCPUを変更した上で軽量化し、より手頃な価格を実現した。Windows 10のサポート終了に向けたノートPCの買い替え需要も視野に入れているという。
APU(GPU統合型CPU)はAMD製のRyzen 7035シリーズを搭載しており、4コア8スレッドの「Ryzen 3 7335U」、6コア12スレッドの「Ryzen 5 7535HS」、8コア16スレッドの「Ryzen 7 7735HS」から選択可能だ。メモリは8GBをオンボード実装しており、カスタマイズオプションで8GB/16GBのモジュールを追加することができる。ストレージはPCI Express接続のSSDを最大2基搭載可能で、1TBモジュールを2枚搭載する構成も用意する。
ディスプレイは1920×1200ピクセルの15.3型IPS液晶を備える。対角サイズは15.6型から少し小さくなったものの、表示できる解像度は縦に120ピクセル多くなり、視野角も改善した。Webカメラはプライバシーシャッター付きで、HD(1280×720ピクセル)撮影に対応する。
ポート類は電源入力、USB 3.2 Gen 2 Type-C端子、USB 3.2 Gen 1 Standard-A×2、HDMI出力端子、SDメモリーカードスロットとイヤフォン/マイク端子を備える。USB 3.2 Gen 2 Type-C端子はUSB PD(Power Delivery)による電源入力と、DisplayPort Alternate Modeによる映像出力にも対応する。ワイヤレス通信は、Wi-Fi 7(IEEE 802.11be)とBluetooth 5.3を利用可能だ。
JEITAバッテリ動作時間測定法 Ver.3.0に基づくバッテリー駆動時間はアイドル時で約13.3〜14.8時間、動画再生時で約8.1〜8.3時間となる(APUによって異なる)。
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