ノートPC向けのRyzen X3Dをオンボード実装したMini-ITXマザーが店頭に!:古田雄介の「アキバPickUp!」(2/4 ページ)
モバイル向けのゲーミングCPU「Ryzen 9 7945HX3D」を搭載したMini-ITXマザーボードが登場して注目を集めている。加えて、本格的な夏に向けてKrakenの新作など、水冷パーツも店頭に並んだ。
簡易水冷キット「Kraken」に420mmモデルと「Plus」シリーズ登場
冷却パーツでは、NZXTから簡易水冷キット「Kraken」ファミリーの新製品が複数投入されている。
ハイクラスの「Kraken Elite RGB」シリーズには、420mmラジエーターを採用した「Kraken Elite 420 RGB」が加わった。CPUヘッド上部に2.72型のIPS LCDを搭載し、カラーはブラックとホワイトをそろえる。価格は共に6万円弱だ。
360mm以下のラインアップは2024年10月に登場しているが、「最近はケースの大型化と発熱量の増加傾向があるので、420mmタイプを欲しがる人は増えていると実感します」(パソコンSHOPアーク)とのことで、早速注目を集めていた。
なお、140mmファンを3基連結させたファンの単品「F420 RGB Core」も、1万3000円前後で同時に出回っている。
Krakenの新シリーズとして「Kraken Plus」シリーズも複数のショップに並んでいる。CPUヘッドに1.54型のLCDを組み込んでおり、RGB LEDファンを採用してブラックとホワイトが選べる「Kraken Plus RGB」と、LED非搭載でブラックのみの「Kraken Plus」がある。
ラジエーター別のラインアップは、「Kraken Plus RGB」が360mmと240mmの2種類で価格は3万5500円前後と3万円強となる。「Kraken Plus」は360mmタイプが3万3500円前後で、280mmタイプが3万円弱、240mmタイプが2万6500円前後という並びだ。
あるショップは「人気ブランドながらラインアップが多すぎて、本当に売り場のスペースがせめぎ合いになっています」とこぼしていた。
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