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キオクシア、第8世代BiCS FLASHを採用したデータセンター向けSSDの試作品を開発
キオクシアは、データセンター向けとなるPCIe 5.0対応NVMe SSD「KIOXIA CD9P」シリーズの試作品を開発した。
キオクシアはこのほど、データセンター向けとなるPCIe 5.0対応NVMe SSD「KIOXIA CD9P」シリーズの試作品開発を発表した。6月23日〜26日に米ラスベガスで開催される「HPE Discover 2025」でデモ展示を実施する他、限定顧客向けにサンプル出荷も実施される。
PCIe 5.0およびNVMe 2.0/NVMe-MI 1.2c規格に対応したSSDで、生成AIや機械学習などの環境で求められる速度と応答性に対応しているのが特徴で、前世代比でシーケンシャルリード最大約20%(ランダムリード最大約30%)/シーケンシャルライト最大約25%(ランダムライト最大約125%)の性能向上が行われている。
また第8世代BiCS FLASHを採用することで、前世代モデルから約2倍のメモリ容量を実現。容量ラインアップは2.5インチモデルが最大61.44TB、E3.Sモデルが最大30.72TBまで取りそろえている。
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