DSP版Homeが1万円切りの放出特価――Windows 10/7終了時との明確な違い:古田雄介の「アキバPickUp!」(1/4 ページ)
間もなくサポートが終了するWindows 10。Windows 11への乗り換えが順調に進んでいるが、一部のショップでは放出特価で売られている。需要やいかに!?
猛暑はPCにも不調をもたらすので、例年だと今の季節は自作マシンを新調する需要が高まる。加えて、今年はWindows 10から11への乗り換え需要も少なからずみられる様子だ。
「そういえば窓辺とおこ、見かけませんねー」
パソコンSHOPアークは「構成が古すぎて11にアップグレードできないから、この機に一式新調するという相談はけっこうあります」という。多くのショップにはWindows 10のサポートが2025年10月14日に終了することを伝えるPOPやポスターが貼られており、十分な周知が行われている様子だ。
ただ、窓辺ななみの等身大パネルを各店に置いて終了日をカウントダウンしていたWindows 7のときのような、派手な告知は見当たらない。
あるショップは「そういえば(Windows 10自作パソコン応援キャラクターの)窓辺とおこは見かけませんね。まあ、11は10と近いUIですし、7ほどアップグレードを踏み止まる人が少ないから、そんなに頑張らなくても移行してくれるということなんでしょうね」と率直に語っていた。
そうした中で、Windows 10を現在も販売しているショップもある。TSUKUMO eX.では、DSP版のWindows 10 Homeを有線LANカードとのセット価格で9980円の特価を付けていた。
同店は「率直に放出特価です。ご自身で11にアップグレードすること前提で、トータル費用を抑えるために選ぶ人はそれなりにいらっしゃいますね」と話していた。
Windows 7とXPの頃と比べると、愛用していたOSを名残惜しむといった空気感は明らかに薄い。Windows 11への移行は滞りなく進みそうだ。
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