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「Dropbox Passwords」が10月28日でサービス終了/「Google Chrome」に脆弱性 修正版を公開週末の「気になるニュース」一気読み!(2/3 ページ)

うっかり見逃していたけれど、ちょっと気になる――そんなニュースを週末に“一気読み”する連載。今回は、7月27日週を中心に公開された主なニュースを一気にチェックしましょう!

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MicronがPCIe 6.0対応などのデータセンター向けSSDを発表

 Micronは7月29日、データセンター向けの新たなSSDポートフォリオを発表した。AIワークロードの幅広い多様なニーズに適したポートフォリオだとしており、業界初のPCIe Gen6 NVMe SSDや第9世代3D NAND「G9 NAND」を採用した製品など、3製品が登場している。

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Micronがデータセンター向けの新たなSSDポートフォリオを発表した

Micron 9650 SSD

 Micron 9650 SSDは、世界初のPCIe 6.0対応のデータセンター向けSSDで、毎秒最大28GBのシーケンシャル読み出しや毎秒14GBのシーケンシャル書き込み、最大5.5MIOPSのランダム読み出し、900KIOPSのランダム書き込み速度を実現している。従来の競合製品と比較して、2倍の性能向上を達成しているという。

Micron 6600 ION SSD

 Micron 6600 ION SSDは、1台で最大245TBのストレージ容量を実現するデータセンター向けSSDだ。競合製品と比較してストレージ密度を最大67%向上させ、サーバ使用時でラックあたり88PB以上のストレージ容量を実現する。122TB E3.S SSDは、トランプ1組ほどの大きさだが、1Uサーバで2.4PBのPCIe 5.0対応フラッシュストレージを提供する。4.9TBあたり、わずか1Wしか消費せず、同じ容量を実現するのに必要な3つの36TB HDDと比べて、37%ほど優れたエネルギー効率を実現している。

Micron 7600 SSD

 Micron 7600 SSDは、AI推論と混合ワークロードで優れたパフォーマンスを発揮するデータセンター向けSSDだ。クラス最高の毎秒12GBのシーケンシャル読み出し、毎秒7GBシーケンシャル書き込み、2.1MIOPSのランダム読み出し、400KIOPSのランダム書き込みなど、競合する主流のSSDのパフォーマンスを上回るという。

 9650および7600 SSDのサンプルは既に顧客への出荷を開始しており、6600 ION 122TB版は2025年第3四半期後半にサンプル出荷予定で、245TB版は2026年前半の提供開始を計画している。

GIGAスクール第2期でChromeOSのシェアが大幅増 MM総研調べ

 MM総研は7月31日、2025年6月から7月にかけて実施した「小中GIGAスクール第2期におけるICT整備動向調査」の結果を発表した。全国1741市区町村のうち1249自治体から回答を得た。

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MM総研が「小中GIGAスクール第2期におけるICT整備動向調査」の結果を発表した

 この調査によると、GoogleのChromeOSが60%のシェアを獲得し1位を維持した。これは第1期から18ポイントの大幅増で、半数を超える結果となった。中小規模から政令市/中核市まで幅広い自治体で採用が進んでいる。

 AppleのiPadOSは31%で第2位に浮上(第1期から2ポイント増)。一方、MicrosoftのWindowsは10%と第1期から19ポイント減の大幅なシェア縮小となった。調査では「OSアップデートなど運用しにくい」「動作が遅い」といった理由で、Windowsの評価が最も低かった。

 また、第2期での端末単価は全体平均で5.5万円となり、政府補助額と同水準だった。OS別では、ChromeOSが平均5.4万円、Windowsが5.5万円、iPadOSが5.7万円だった。調達時期は2025年度に72%、2026年度に22%となっている。

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