Perplexity AIが「Chrome ブラウザ」の買収を提案 5兆円超で/米xAIのAIモデル「Grok 4」がグローバルで無償利用可能に:週末の「気になるニュース」一気読み!(2/3 ページ)
うっかり見逃していたけれど、ちょっと気になる――そんなニュースを週末に“一気読み”する連載。今回は、8月10日週を中心に公開された主なニュースを一気にチェックしましょう!
「ChatGPT」のアップデートで「GPT-4o」が既定で再利用可能に 「GPT-5」の選択オプションも一新
OpenAIは8月13日、ChatGPTをアップデートし、GPT-5リリースとともに選択できなくなっていた「GPT-4o」を全ての有料ユーザー向けにデフォルトで表示されるように変更を加えた。
GPT-4oに関しては、これまでもPlusを含む有料ユーザーであれば設定を変更することで利用可能ではあったが、今後はデフォルトで表示されるようになる。なお、設定を変更すれば、4.1/o3/o4-miniも利用できる。4.5はProユーザーのみ利用可能だ。
この他、GPT-5の選択肢として、これまでのGPT-5とGPT-5 Thinkingから、「Auto」「Fast」「Thinking mini」「Thinking」に変更された。レート制限はGPT-5 Thinkingで週に3000メッセージ、その制限を超えた場合はGPT-5 Thinking miniで追加容量が利用できるという。「GPT-5 Thinking」のコンテキス制限は196Kトークンだが、使用状況に応じてレート制限を変更する場合あるとしている。
「Google Chrome」に脆弱性 アップデート版が公開中
Googleは8月12日、デスクトップ向けChrome ブラウザの安定チャネルをアップデートした。WindowsおよびmacOS向けに「139.0.7258.127」「139.0.7258.128」、Linux向けに「139.0.7258.127」が展開されている。
このアップデートには、脆弱(ぜいじゃく)性への対処を含む、6件のセキュリティ修正が含まれており、CVE番号が公開されているのは以下の5件だ。
- CVE-2025-8879:Heap buffer overflow in libaom(High)
- CVE-2025-8880:Race in V8(High)
- CVE-2025-8901:Out of bounds write in ANGLE(High)
- CVE-2025-8881:Inappropriate implementation in File Picker(Medium)
- CVE-2025-8882:Use after free in Aura(Medium)
深刻度は最大で「High(高)」となっているが、悪用の報告などはないようだ。この他、内部監査、ファジング、その他の取り組みによるさまざまな修正も行われているとのこと。
Chromeが既にインストールされている場合は自動で更新されるが、Chromeのメニューから「ヘルプ」→「Google Chromeについて」を選択すれば、手動でも更新できる。
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