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ビジネス向けAIプラットフォーム「Gemini Enterprise」登場 社内データを活用して業務を効率化:Microsoft 365とも連携可
Googleが、より大規模な企業での利用を想定したAIプラットフォーム「Gemini Enterprise」を発表した。ライセンス料金は、1ユーザー当たり月額30ドルからとなる。
Googleは10月9日(米国太平洋夏時間)、大企業向けAIプラットフォームサービス「Gemini Enterprise」を発表した。ライセンス料金は、1ユーザー当たり月額30ドル(約4600円)からとなる(詳細な料金は要見積もり)。
Gemini Enterpriseは、既存の「Gemini Business」(月額21ドル/約3200円から)の上位プランとなり、300ユーザー超の大規模組織でも利用可能だ。社内リソースをAIでより高度に活用したい場合に適しているという。
Gemini Businessで利用可能な全サービス(Google Workspace/Microsoft 365との連携など)に加えて、以下の機能/サービスを利用している。
- Gemini Code Assist Standardの利用
- 「Gemini 2.5」を利用してコーディングを効率化
- 独自エージェントの導入
- 「Google Agent Developer Kit(ADK)」の他、サードパーティー製ツールで構築したエージェントも利用可能
- より高度なセキュリティ機能の提供
- 「データ主権」を考慮した利用環境の構築
- データの所在する国/地域によるデータの利用ルールを考慮して運用可能
- 企業/団体単位のコンプライアンス要件に合致させる支援を利用可能
- 現場スタッフ向けの「Gemini Enterprise Frontline」も用意
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