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RazerとSparkle ComputerからThunderbolt 5対応の外付けGPUボックスが登場:古田雄介の「アキバPickUP!」(1/4 ページ)
RazerとSparkle Computerが、ほぼ同時期にThunderbolt 5接続対応の外付けGPUボックスを投入している。その他、ゲーミングマウスの自作キットや熱伝導グリスの新ブランドも登場した。
先週(10月5日週)は、複数のメーカーからThunderbolt 5接続に対応した外付けGPUボックスが登場している。
「3スロット厚以上のカードまで盛り込めます」――外付けGPUボックスの天井がグンと高く
Razerから登場したのは「Core X V2」だ。2018年6月に登場した「Core X」の強化モデルで、最大4スロット厚×362.7mm長のグラフィックスカードを搭載できる。電源ユニットは別売で、奥行き約150mmまで対応する。価格は5万7000円弱だ。
Sparkle Computerから登場したのは、ATX3.1規格対応の850W電源ユニットを組み込んだ「TBX-850FA」だ。ブラックとホワイトがあり、価格はともに6万円弱となる。最大600Wまでの電力供給が可能で、3.5スロット厚×346mm長のグラフィックスカードまで組み込める。
いずれも高速転送が可能な外付けGPUボックスということで、ノートPCや小型マシンを強化したい人の注目を集めている。
入荷ショップの反応も上々だが、あるショップは「ここからグラフィックスカードと、Razerだと電源ユニットもそろえる必要があります。既にお持ちのカードを再利用するのではなく、全て新調する人がどれだけいるのか。強いGPUを内蔵したゲーミングノートとの兼ね合いもあり、ニーズがちょっと見えていないところがあります」と率直に話していた。今後の売れ方にも注目したい。
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