曲面デザインを徹底的に生かしたCorsairの新型PCケース「FRAME 4500X」登場 広がるピラーレスの世界:古田雄介の「アキバPickUP!(1/4 ページ)
曲面ガラスだけでなく、カーブデザインを効果的に使ったPCケースが登場した。Thermaltakeからも派手なツートンカラーやLCD組み込みも選べるモデルが売り出され、ピラーレスの世界が広がっている。
先週(10月19日週)は、個性的なE-ATXケースが複数登場している。
2万円台から選べるE-ATXケース「FRAME 4500X」と「View 600 TG」の評判
Corsairから売り出されたのは、曲面ガラスを採用したピラーレスモデル「FRAME 4500X」シリーズだ。ブラックとホワイトがあり、RS120-R ARGBを3基組み込んだ「FRAME 4500X RS-R ARGB Panoramic Glass」の価格はどちらも2万9000円弱だ。
「iCUE LINK LX120-R RGB」を組み込んだ「FRAME 4500X LX-R RGB iCUE LINK Panoramic Glass」は3万9000円強となる。
背面コネクターを採用した各社のマザーボードに対応しており、最大460mm長のグラフィックスカードを組み込め、カードの垂直配置にも対応している。ボディーサイズは約246(幅)×499(奥行き)×478(高さ)mmだ。
入荷したTSUKUMO eX.は「右側面前方のエッジも曲面デザインにしていて、単に曲面ガラスを採用しただけではない統一感があるのがいいですね。全方向で仕上がりの美しさを追求できる作りだと思います」と高く評価していた。
Thermaltake Technologyからは、前方の左右角を45度でカットしたデザインのピラーレスモデル「View 600 TG」が投入されている。
ブラックとスノウ(ホワイト)に加え、ブルー系のフューチャーダスク、水色とピンク系を組み合わせたミントストロベリー、黄色系と茶色系を組み合わせたバターキャラメルの5色をそろえている。価格はいずれも2万5000円弱だ。
こちらも背面コネクター採用のマザーボードに対応しており、グラフィックスカードの垂直固定も可能だ。最長480mmのカードまで組み込め、ボディーサイズは約249(幅)×584(奥行き)×560(高さ)mmとなる。
なお、左側面前方下部に組み込める6型のLCDパネルのオプションも用意しており、近く売り出される見込みだ。
「(2024年4月に登場したATXケース)『The Tower 300』を巨大にしたようなフロントデザインですね。こちらも内部空間がたっぷりあって自由度が高いので、スペースの制限なく組み込みたい人に好まれそうです。個性的なカラーも目を引きますね」(同店)
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