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フルモデルチェンジした「Echo Dot Max」をチェック 音質グレードアップで音楽鑑賞に適したAmazonのスマートスピーカー新モデル山口真弘のスマートスピーカー暮らし(2/5 ページ)

Amazonから、スマートスピーカーの新モデル「Echo Dot Max」が発売された。フルモデルチェンジした新型はどのような部分が変わったのか、細かくチェックした。

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スマートスピーカーとしての使い勝手に大きな変化はなし

 セットアップはスマートフォンのAlexaアプリから行う。ざっと見た限りでは2023年発売の「Echo Dot(第5世代)」からフローの変更はなく、設定画面の項目もほぼ同じだ。

 ちなみに、これらは本製品と同時発売の「Echo Studio」とも同一で、こちらは次回のレビューで詳しく紹介する。

Amazon スマートスピーカー Echo Dot Max 高音質 画面なし 球体 第5世代
セットアップはスマホのAlexaアプリから行う。リストからモデル名を選ぶ方法もあるが、待っていると自動検出されるので指示に従う(左)。Wi-Fiの検出が行われる(中央)。Amazonアカウントに保存済みのWi-Fiがあれば自動的に接続される(右)
Amazon スマートスピーカー Echo Dot Max 高音質 画面なし 球体 第5世代
ここでアップデートが行われるため、しばし中断する(左)。設置先の部屋を選ぶ(中央)。準備ができれば完了だ。Alexaアプリのホーム画面に戻って、きちんと追加されているか確認しよう(右)
Amazon スマートスピーカー Echo Dot Max 高音質 画面なし 球体 第5世代
本製品のホーム画面。設定項目はどれもおなじみの内容だ。「Wi-Fiネットワークを変更または削除」や「デバイスを再起動」は比較的新しい項目だが、機能自体が追加されたわけではない

 スマートスピーカーとしての機能についても、これまでのモデルと大きくは変わらない。操作は基本的に音声で行うが、音量の調整とマイクのミュートに関しては、本体側の物理ボタンでも行える。本体上部をタップすることで、アラームや通話などを停止できるタップジェスチャー機能も装備している。センサーを用いた連携機能については後述する。

 本製品を2台組み合わせてのステレオペア機能にも対応しており、Bluetoothスピーカーとしても利用できる。いずれも従来モデルで既に存在した機能なので、過去にEchoシリーズの利用経験があるユーザーはすぐになじめるだろうし、初心者でも利用のハードルは低い。

 初期設定から変更した方が使いやすい項目としては、応答オン/オフを知らせる音を鳴らす設定がある。また会話継続モードは「オン」にしておいた方が自然なやり取りができるだろう。コミュニケーション機能はユーザーによって使う使わないがはっきりしているので、不要ならばオフにしておくとよい。

Amazon スマートスピーカー Echo Dot Max 高音質 画面なし 球体 第5世代
デバイスの詳細画面。呼びかけ機能の起動、温度のチェック、音量調整、ステータスの確認などが行える(左)。直近の温度がグラフで表示される。日単位と週単位の切り替えが可能だが、長期的な保存や書き出しはできない(中央)。現在の温度は設定画面からも確認できる(右)
Amazon スマートスピーカー Echo Dot Max 高音質 画面なし 球体 第5世代
本体上部をタップして、アラームや通話を停止できるタップジェスチャー機能を備えている(左)。複数のスピーカーを組み合わせるスピーカーセットに対応する。原則として同一モデル同士のペアとなる(中央)。Bluetoothスピーカーとしても使用可能だ。この画面ではペアリングの状況を確認できる(右)
Amazon スマートスピーカー Echo Dot Max 高音質 画面なし 球体 第5世代
リクエスト音はデフォルトでオフだ。オンにした方が反応が分かりやすくなる(左)。コミュニケーション機能は、ユーザーによって要不要がはっきりしているので、使わなければオフにしておくとよい(中央)。会話継続モードはデフォルトではオフなため、必要ならばオンにしておこう(右)
Amazon スマートスピーカー Echo Dot Max 高音質 画面なし 球体 第5世代
応答時に青いリングが点灯するのは従来モデルと同様だ
Amazon スマートスピーカー Echo Dot Max 高音質 画面なし 球体 第5世代
音量調整は正面ボタンで行える。ボタンは物理的に感触のあるタイプだ

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