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Windows 10(バージョン 22H2)の法人向け「延長セキュリティプログラム」でトラブル 条件がそろうと11月のセキュリティ更新が適用できず(修正パッチあり)
Windows 10(バージョン 22H2)の「延長セキュリティプログラム(ESU)」を巡って、今度は法人向けのプログラムを適用している一部のデバイスで11月のセキュリティ更新を適用できない問題が発生した。ただし、問題が発生する条件は非常に限られている。
Microsoftは11月17日(米国太平洋時間)、Windows 10 2022 Update(バージョン 22H2)法人向け「延長セキュリティプログラム(ESU)」を適用した一部のデバイスで11月のセキュリティ更新(KB5068781)を適用できない問題が発生していることを明らかにした。本事象が発生した場合は、同日にリリースされた「ESU準備パッケージ」をインストールすることで問題を解消できる。
問題が起こる条件
今回の問題は、WindowsのライセンスをMicrosoft 365 管理センターを通して「Windows Subscription Activation」で有効化した場合にのみ発生する。それ以外の方法でライセンスを有効化した場合は発生しない。
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