ニュース
VAIOが社長交代を発表 新社長はソニー出身の糸岡氏
VAIOが、ノジマ傘下に入ってから初となる社長交代を発表した。新社長は、ソニー出身で同社のヨーロッパにおけるVAIO事業の立ち上げにも携わった糸岡健(たけし)氏が務める。
VAIOは11月25日、同社の社長を12月1日付で交代することを発表した。現在社長を務める山野正樹氏は退任し、新任としてソニー出身の糸岡健(いとおかたけし)常務が昇格する。
糸岡氏は1992年にソニー(現ソニーグループ)に入社し、1996年から一貫してVAIO(PC)事業に携わってきた。同社からVAIO事業を分社する際にはCFO(最高財務責任者)として新会社(VAIO)に転籍し、現在は常務として社長室と品質保証を担当している。
社長の交代について、VAIOは「今年(2025年)、VAIOはノジマグループに加わり、これを『第三章』と捉え」、「糸岡(社長)をトップとする新体制のもと、さらなる成長を目指していきます」としている。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
業績好調なVAIOにノジマ社長は「課題あり」 その心は?
ノジマが2025年度上期の連結業績を発表した。同社傘下のVAIOは好調な推移だが、ノジマの野島社長的には物足りないようだ。なぜなのだろうか?
ノジマが約112億円でVAIOを子会社化 2025年1月6日付で(予定)
家電量販店のノジマが、VAIOを買収することになった。日本産業パートナーズ(JIP)傘下の持ち株会社を買収した上で、JIP傘下のファンドからもVAIO株式を取得することで約93%の株式を保有することになる。
「VAIOは成し遂げたい人のブランドに」 設立7年の到達点とこれからをVAIO Z総責任者に聞く
設立7年を迎えたVAIO。その到達点とも言えるフラッグシップモデル「VAIO Z」を投入し、これからどこへ向かおうというのか。PC事業を率いる取締役執行役員の林薫氏に話を伺った。
ソニー、PC事業を日本産業パートナーズに譲渡へ
ソニーは、一部で報道されていたソニーのPC事業売却について、日本産業パートナーズと意向確認書を締結したと発表した。
ソニー「苦渋の決断」 平井社長が話したPC事業とテレビ事業
ソニーが2014年3月期第3四半期決算会見で、PC事業の収束とテレビ事業の分社化について説明した。PC事業は日本産業パートナーズに譲渡し、VAIOのブランドは当面残るという。

