対話型AIペットをより身近に――シャープが東京・原宿で「ポケともカフェ」を開催する理由(3/3 ページ)
対話AIキャラクター「ポケとも」の発売を前に、シャープがコラボカフェをオープンしている。そもそもポケともとは何なのか、という点も含めて見ていこう。
今後の「ポケとも」はどう展開される?
カウントダウンイベントでは、ポケともの“ロードマップ”についても語られた。
2026年3月までに「Google カレンダー」の情報を話したり、スマホへの通知を知らせたりする機能が追加される予定だ。2026年春には、話しかけるトピックを増やすのに加え、ロボホンとの連携、特定スポットでイベントが発生するようになるという。
2026年夏以降には、ポケともの所有者である「ポケ主」以外の家族や友人を覚えたり、シャープの家電と連携した家事サポート機能に対応したり、3体以上のポケとも同士が会話を行ったりといった機能を追加する予定となっている。
景井氏は「発売以降も、お客様のお声を元に、機能を強化し、ポケともを成長させていく」と語る。海外展開なども検討していくそうだ。
さらに、ポケとも専用アクセサリーとして「お出かけバッグ」を近日中に発売する予定であることも明らかにした。
お出かけバッグは、ポケともとを持ち運ぶための肩掛けバッグだ。一部が透明で、外からポケともが見えるデザインとなっている。価格は未定となっている。
ポケともの「LINEスタンプ」の販売も決定しており、発売日の12月5日から配信する。販売名は「ポケとも『ミーア』のまいにちスタンプ」で、32種類のスタンプがセットになったものを120円で販売する。
ポケともの公式LINEに友だち登録している先着3000人には、8個セットのスタンプを無料でプレゼントするという。
なお、シャープではポケとも公式マンガ「ミーアとナナミ」をコルクと共同制作し、X(旧Twitter)で毎日配信している。漫画家の栗花ちまき氏が描くポケともの「ミーア」と、ポケともユーザーの「ナナミ」の日常を描いている。
XおよびInstagramの公式アカウントでは、12月5日までフォロー&リポストキャンペーンを実施している。このキャンペーンでは、抽選で15人にポケともオリジナルのキーホルダーとステッカーがプレゼントされる。
「ポケともカフェ」ではコラボメニューを提供中
12月5日まで開催しているポケともカフェでは、コラボメニューとして「ポケともハンバーガー」「フルーツどっさりポケともフレンチトースト」「ポケともカフェラテ」の3種類を販売している。
ポケともハンバーガーは、cafe STUDIOの看板メニューをアレンジしたもので、ポケともオリジナルピックがついており、価格は1870円だ。フルーツどっさりポケともフレンチトーストは、ハンバーガー用のパンで作ったフレンチトーストに、ポケとものボタンをイメージしたオレンジやイチゴ、ブルーベリーで飾り付けている。価格は2200円となる。ポケともカフェラテは、ポケとものラテアートが施されており、価格は880円だ。
いずれも特典として、ポケとものオリジナルステッカーが付いてくる。
ポケともカフェ内では、タッチ&トライコーナーでポケともとの対話体験が行える他、大創産業(ダイソー)の協力により、同店舗で販売されているグッズを使用したフォトスポットを用意している。
さらに「#ポケともカフェ」を添えてSNSに投稿すると、ポケともキーホルダーをプレゼントする特典も用意している。
また、ポケともカファの店舗でレシートなどを見せると、10色用意したポケとも専用マフラーをプレゼントしている。
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