GoogleがAndroidの更新方針を変更 年1回から小刻みに/共同通信社と加盟する48の新聞社がPerplexityの「ただ乗り」に抗議:週末の「気になるニュース」一気読み!(3/3 ページ)
うっかり見逃していたけれど、ちょっと気になる――そんなニュースを週末に“一気読み”する連載。今回は、11月30日週を中心に公開された主なニュースを一気にチェックしましょう!
Microsoftが「Windows 11 24H2/25H2」向けにプレビューパッチをリリース
Microsoftは12月1日、Windows 11 24H2/25H2向けに2025年11月度の非セキュリティプレビュー更新プログラム「KB5070311」をリリースした。23H2向けは一足早く、11月20日に「KB5070312」がリリースされている。
Windows 11 25H2向けでは、以下のような機能が追加されている。
- 「設定」アプリで検索した際に、検索結果メニューに利用可能な検索結果がさらに多く表示されるようになる(Copilot+ PCのみ)
- USB接続のWebカメラやノートPCの内蔵カメラで、AIを活用したカメラ拡張機能を提供するWindows スタジオ エフェクトが使用可能になる(Copilot+ PCのみ)
- Windows スポットライトをデスクトップの背景として設定すると、コンテキストメニューに「この背景の詳細を表示」と「次のデスクトップの背景」の2つのオプションが含まれるようになった
- エクスプローラーのダークモード対応を改善
非セキュリティプレビュー更新プログラムは、月例のセキュリティ更新プログラムに先駆けて変更内容をプレビューする目的のものだ。適用は必須ではなく、オプションを有効にしていなければ自動でアップデートされない。アップデートしなかった場合、基本的には翌月のセキュリティ更新プログラムと同時に適用される。
なお、12月は休暇の関係で、セキュリティ関連を含む月例更新は提供されるが、非セキュリティプレビューバッチは提供されないとのことだ。
Googleが「Google Workspace Studio」の一般提供をスタート
Googleは12月4日、Google Workspaceで利用できるAIエージェント作成ツール「Google Workspace Studio」の一般提供を開始したと発表した。コーディング不要で、誰でも数分でカスタムAIエージェントを作成でき、日常業務の自動化が可能になるとしている。
Workspace Studioは、Gemini 3の推論能力とマルチモーダル理解を活用し、シンプルなタスクから複雑なワークフローまで自動化できる。従来の自動化ツールは技術的なハードルが高かったが、自然言語での指示だけでエージェントを作成できる。例えば「メールに質問が含まれている場合、“返信する”とラベル付けしてチャットで通知して」といった指示で、AIが自動的にエージェントを構築する。
清掃機器大手のケルヒャーは早期導入企業として、新機能のアイデア評価プロセスにエージェントチームを活用している。ブレインストーミング、技術的実現可能性チェック、UX設計、ユーザーストーリー作成を自動化した結果、作成時間を90%削減し、数時間かかっていた作業が2分で完了するようになったという。
Workspace Studioは、Gmail/Drive/Chatと緊密に連携している他、AsanaやJira、Salesforceなどの外部アプリとの連携できる。Gemini AlphaプログラムのWorkspaceユーザーが既に利用しており、過去30日間で2000万件以上のタスク処理に利用されているという。Workspace Studioは今後数週間で法人ユーザー向けに順次展開される予定だ。
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