PCユーザー必見の2025年ベストバイ ポータブル電源「EcoFlow DELTA 3」を“最強のUPS”として導入した理由(1/2 ページ)
最新のスマートフォンやガジェットが豊作だった1年だが、インドア派の筆者が選んだNo.1アイテムは、意外にもアウトドアの定番「ポータブル電源」だった。
2025年も残りわずかとなり、恒例の「今年のベストバイ」記事が増える時期となった。筆者も例に漏れず、自身のベストバイを紹介したい。
とはいえ、2025年はあまりガジェットらしいものを購入しなかった。サムスン電子の「Galaxy Z Fold 7」やGoogleの「Pixel 10 Pro」、Appleの「iPhone 17 Pro」といったスマートフォンは購入しているものの、仕事上の必要に迫られて購入したという側面が強く、買って良かったのは間違いないが、ベストバイかと言われると少し違うと感じている。
そんな中で、これは良かったと思えるものが1つある。それがEcoFlowのポータブル電源「EcoFlow DELTA 3」だ。
インドア派の筆者がポータブル電源を選んだ理由
ポータブル電源は、防災用途を除けばキャンプや車中泊といったアウトドアシーンとセットで語られることが多い。しかし、筆者はそういった趣味を持たない完全なインドア派だ。それでもポータブル電源を購入した理由は、UPS(無停電電源装置)の代替とするためだ。
これまで、筆者は鉛蓄電池を搭載した一般的なUPSを使用していた。しかし、2週間に一度のセルフテストでエラーが発生するようになり、買い替えを検討していたのだ。
自宅でUPSを使用するユーザーはあまり多くないかもしれないが、筆者はデスクトップPCをLDK(リビング・ダイニング・キッチン)で使用している。キッチンで電子レンジやトースター、コーヒーメーカーなどを同時に使用した際に、年に数回、ブレーカーが落ちてしまうという事態が発生する。このため、筆者にとってUPSは欠かせない存在となっている。
一般的なUPSは寿命が短く、通常は2年程度でバッテリー交換が必要となる。長寿命をうたうバッテリーでも5年程度だ。一方で、最近のポータブル電源は長寿命なリン酸鉄リチウムイオン電池を採用し、メーカーによっては10年程度の耐用年数をうたう製品も増えてきた。
価格は一般的なUPSと比べて高くはなるが、後々のバッテリー交換費用や手間といったランニングコストを考えると、ポータブル電源の方が結果的にコストを抑えられる可能性がある。
ちょうどセールで安くなっていたことも、購入の大きな決め手となった。なお、購入のタイミング次第では、後継モデルの「EcoFlow DELTA 3 Plus」の方が安くなっていることもあるため、購入時にはよくチェックすることをおすすめする。
EcoFlow DELTA 3のスペック
EcoFlow DELTA 3の本体サイズは約20(幅)×39.8(奥行き)×28.4(高さ)cmで、重さは約12.5kgある。1024Whのバッテリーを内蔵し、定格出力は1500Wだ。また、拡張バッテリーの接続に対応しており、最大で容量を5kWhまで拡張できる。
正面にACコンセント×6(合計1500W)、USB Type-C×2(USB Power Delivery 3.0/Quick Charge 3.0対応、1ポート最大100W、合計200W)、USB Standard-A×2(QC3.0対応、1ポート最大18W、合計36W)の各端子を用意する。背面にシガーソケットとDC5521ポート(合計で126W)を備えている。
定格1500Wの出力があれば、大抵の家電製品は動作させることが可能だ。筆者はUPS代わりとして購入したが、本体が小さく軽いので、万が一停電が長引くような場合には、キッチンに移動して冷蔵庫を接続するなど柔軟な使い方が出来る点もメリットだ。
本体バッテリーは、最大1500Wで充電できる。ただし、一般家庭のコンセントで1500W充電を開始すると、ブレーカー(分岐ブレーカー)が落ちる可能性がある点には注意が必要だ。使っていない部屋で充電するなら大丈夫だと思うが、リビングなど家電製品が稼働中の部屋で充電する場合は、専用アプリから充電速度を制限した方が安全だろう。
UPS動作に関しては、商用電源からの切り替え時間が10ms未満とされている。家庭で利用する分には十分な切り替え時間だ。実際、試しにブレーカーを落としてみたが、接続したPCは問題なく動作を継続していた。
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