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高音質・良好な装着感・バッテリー交換式――JBLのフラッグシップ「Quantum 950 WIRELESS」は妥協なきヘッドセットか(2/3 ページ)

ハーマンインターナショナルが展開する「JBL Quantum」シリーズから、フラッグシップとなるゲーミングヘッドセット「Quantum 950 WIRELESS」が発売された。実売5万5000円というハイエンドモデルの実力を、実際の使用感と共にじっくりレビューしていく。

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豊富な操作ボタンで細かな調整が可能

 ブームマイクは取り外しが可能だが、跳ね上げてミュートといった機能はなく、ミュートをする場合にはボタン操作が必要になる。ボタン類は非常に豊富で、左側のユニットにはANCのオン/オフボタン、ボリュームダイヤル、ミュートボタンを備える。右側のユニットには空間サウンドのオン/オフボタン、ゲーム音とチャット音のバランス調整ダイヤル、電源スイッチがある。

JBL Quantum 950 WIRELESS ヘッドセット ハーマン ゲーミング 50mm ダイナミックドライバ
右イヤーカップの側面。左から空間サウンドのオン/オフボタン、ゲーム音とチャット音のバランス調整ダイヤル、電源スイッチが並ぶ
JBL Quantum 950 WIRELESS ヘッドセット ハーマン ゲーミング 50mm ダイナミックドライバ
左イヤーカップの側面。右からANCのオン/オフボタン、ボリュームダイヤル、ミュートボタン、USB Type-Cポートを搭載する。上部に見える穴は、ブームマイクの差し込み口だ
JBL Quantum 950 WIRELESS ヘッドセット ハーマン ゲーミング 50mm ダイナミックドライバ
各ボタンの動作は、専用アプリの「JBL Quantum ENGINE」でカスタマイズできる

多機能な「Base Station」を標準装備

 2.4GHz帯での接続に利用するBase Stationは、単なるアダプターではなく、上部にあるダイヤルの押し込みで音声のミュート、回転でボリューム調整を行える。

JBL Quantum 950 WIRELESS ヘッドセット ハーマン ゲーミング 50mm ダイナミックドライバ
付属のBase Station。2.4GHz接続のアダプターとして使用するが、上部のダイヤルで音量調整やミュートなども行える。PCとは付属のUSB Type-Cケーブルで接続する

 さらにダイヤルの長押し、押しながら回転の計4つの操作に対応しており、これらは専用アプリのJBL Quantum ENGINEで変更が可能だ。

JBL Quantum 950 WIRELESS ヘッドセット ハーマン ゲーミング 50mm ダイナミックドライバ
Base Stationの動作は、JBL Quantum ENGINEで変更できる

 また、Base Station本体のスロットにバッテリーを収納でき、予備バッテリーの充電が行える。

JBL Quantum 950 WIRELESS ヘッドセット ハーマン ゲーミング 50mm ダイナミックドライバ
Base Stationの背面にスロットがあり、予備バッテリーの充電が行える

解像感の高いサウンドと豊富なイコライザー設定

 音響面の性能としては、50mmのダイナミックドライバーを内蔵する。ヘッドトラッキングに対応したJBL Quantum空間サウンドとアクティブノイズキャンセリング(ANC)を搭載しており、ゲーム内のわずかな音も把握できるとしている。

 実際に使用してみた印象としては、低音から高音まで解像感が高く非常にクリアだ。軽い装着感と相まって、誇張抜きに「今、ヘッドセットから聞こえている?」と感じるほどに抜け感がある。

JBL Quantum 950 WIRELESS ヘッドセット ハーマン ゲーミング 50mm ダイナミックドライバ
装着感は良好だ。ANCの効きは強力ではないが、パッシブのノイズキャンセリングが強いので没入感は高い

 ゲーム内の音を明瞭に聞き取ることを第一としているためなのか、デフォルト設定では低音がやや弱めに感じる。ただ、この辺りはイコライザーで設定が可能だ。プリセットにFPSやRPGといったゲームジャンルだけでなく、ValorantやWoW、GTA 5といったメジャータイトルも並ぶのが、いかにもゲーミングヘッドセットという感じだ。BASS BOOSTなどにすると、迫力のある低音を楽しむこともできる。

JBL Quantum 950 WIRELESS ヘッドセット ハーマン ゲーミング 50mm ダイナミックドライバ
イコライザーのプリセットには、ValorantやWoW、GTA 5など人気ゲーム向けの設定も登録されている

 ANCの効き具合に関しては、そこまで強力という感じではない。そもそもオーバーイヤータイプのヘッドセットということもあり、パッシブなノイズキャンセリングが強力で、ANCをオンにしてもあまり変わらないというのが正直なところだ。

 逆にANC特有の圧迫感は感じないので、その意味では長時間の使用でも疲れにくそうだ。ちなみにANCの強弱調整はなく、オン/オフの他にアンビエントサウンド(外部音取り込み)の切り替えのみとなっている。

 マイクの性能に関しては、自分の声を録音するという方法で確認してみたが、非常に明瞭だ。マイクのノイズリダクションにより環境ノイズが低減され、キーボードのタイピング音もほとんど気にならないレベルに抑えられる。ゲーム内の音に集中できるのはもちろん、オンライン会議などでも役立ちそうだ。

JBL Quantum 950 WIRELESS ヘッドセット ハーマン ゲーミング 50mm ダイナミックドライバ
JBL Quantum ENGINEではマイク用の設定も用意されており、音量やノイズリダクションに加え、マイクイコライザーの設定も行える

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