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約10gの軽量マイクが分離! 充電ケース付きで安心なAnker「Soundcore Work」の使い勝手を実機レビュー(2/3 ページ)

Ankerから、マイクと充電ケースが分離する独自デザインのAIボイスレコーダー「Soundcore Work」が発売された 。約10gと軽量なマイク本体を取り外せ、USB Type-C端子で充電可能なケース付きという本製品を試してみた。

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モバイルアプリ「Soundcore」の使い勝手は?

 録音データは、モバイルアプリの「Soundcore」に同期される。アプリの設定で「クラウドにデータを同期する」を有効にしておけば、Webからもアクセスできる。

 文字起こしは、無料プランでも話者の識別に対応している。精度に関しては、一昔前は製品ごとにバラつきもあったが、最近のAIサービスはほぼ横並びという印象だ。文字起こしは日本語を含め、英語や中国語など世界150以上の言語に対応する。

 文字起こしの際は録音言語を選択する必要があるが、日本語を指定しておけば日本語と英語が混在していても問題なく両言語でテキスト化された。ただし、英語を選択した場合は、日本語が文字起こしされなかったので、必ずしも複数言語で文字起こしができるわけではないようだ。今のところ、混在する場合には日本語を選んでおくのがいいかもしれない。

AIレコーダー 充電 マグネット ビジネスパーソン 充電ケース Anker Soundcore Work
日本語を指定すると、英語が混ざっていても問題なく文字起こしが行える(左)。しかし、英語を指定すると日本語部分が文字起こしができなかった(右)

 なお、現状では独自の辞書機能は搭載していない。このため、固有名詞などは正しく文字起こしできないこともあるが、録音のジャンルを選択することで、その分野に特有の単語などを反映させやすくなる。

 AIボイスレコーダーでは、文字起こしよりもその後のデータの活用方法で差別化を図ることが多い。Soundcore Workも同様で、30種類以上の要約テンプレートが用意されているが、現状ではカスタマイズしたテンプレートを使うことはできない。

 それゆえ、業務などで使う指定のフォーマットがある場合は、転記などの作業が必要だろう。出力したものをそのまま使うというよりも、文字起こしの内容を簡単に俯瞰(ふかん)できるようまとめてもらうという使い方になりそうだ。

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文字起こしの際、ジャンル(ドメイン)を選択することで、その分野の単語が反映されやすくなるようだ(左)。テンプレートは複数から選択できるが、現状ではユーザー自身でカスタマイズは行えない(右)。AIモデルは現状GPT-5.2のみだが、順次アップデートの予定だという

 なお、文字起こし/要約ともにアプリから再作成が可能だが、文字起こしに関しては後述する文字起こし時間が消費される。要約は何度やり直しても大丈夫だ。

複数のサブスクリプションメニューを用意

 AIボイスレコーダーを使う上で、現状では避けて通れないのがサブスクリプションだ。「HiDock P1」のように文字起こしを時間無制限で行えるものもあるが、Soundcore Workは無料プランでは月300分となっている。

 それ以上の文字起こしが必要な場合には、月1200分まで利用できるProプランは、月額2680円あるいは年額1万5980円で提供されている。また、年額3万8980円で文字起こし時間が無制限になるUnlimitedプランも利用可能だ。

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無料のStarterプランでは、月300分までの文字起こしとなる

 普段は月300分で間に合っているが、今月は会議が多く300分を超える場合には、サブスクリプションではなく、120分/480円〜で文字起こし時間を購入することも可能だ(有効期限は2年間)。

 なお、3月31日までにProプランに登録を済ませると6カ月無料で利用できる特典も用意されている。

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サブスクリプションではなく、文字起こしの時間のみを購入することも可能だ

 Proプランに加入すると、無料プランにはない「Ask AI」「まとめ要約」を利用できる。Ask AIは、文字起こしや要約に含まれるキーワードについてAIが解説してくれるというものだ。自然言語で質問できるわけではなく、文章中のキーワードを選択する必要がある。

 もう1つのまとめ要約は、選択した複数の録音データを基に要約を作成するという機能だ。あるプロジェクトについて、複数回のミーティングを行った場合などに便利そうだ。まとめ要約を使わずとも、複数の録音データを1つにまとめる「統合」という機能もあるが、録音データを日付で管理するような場合には、まとめ要約の方がいいだろう。

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