約49gの超軽量フラグシップマウス「Razer Viper V4 Pro」を試す 8000Hzの超高感度対応とバッテリー駆動の大幅延長で魅力アップ:価格は約2.7万円(2/3 ページ)
Razerのフラグシップマウス「Razer Viper Pro」が、ついにモデルチェンジする。超高感度対応はそのままに、軽量化を果たしつつもバッテリー駆動時間を大きく延ばしたことが特徴だ。
光学センサーとワイヤレス利用時のパフォーマンスもチェック
底面には、新型光学センサー「Razer Focus Pro 50K オプティカルセンサー Gen-3」を搭載する。最大解像度は5万DPI、最大速度は930IPS、最大加速度は90Gと、ゲーミングマウスのフラグシップに相応しいスペックを備える。
注目すべきは、「Frame Sync」によるジャストインタイムのレポート処理だ。マウスの動作をPCが表示するフレームタイミングと同期させることで、不要なフレームを排除しレイテンシーを低減する仕組みである。
そのほか、1DPI単位での感度調整や、以前のマウスの感度を再現する「Sensitivity Matcher」、センサー角度を補正する回転ツールなど、プロレベルのカスタマイズ機能も充実している。
ワイヤレス時のバッテリー駆動時間は1000Hz設定で最大180時間、8000Hz設定で最大45時間となっている。先代は1000Hz設定で最大95時間、8000Hz設定で最大17時間だったので、最大スペック(8000Hz設定)で比較するとバッテリー駆動時間が約2.6倍と大きく延びている。
「フルスペックを出すと、バッテリーの持ちが不安で……」といった感じで、今まで8000Hz駆動にすることをためらっていた人もいたと思うが、これだけ駆動時間が延びれば十分実用的に使えるはずだ。
なお、本製品ではワイヤレスドングルも新世代の「HyperSpeed Wireless Gen-2」となっている。単純に世代交代しただけでなく、新しい半球形デザインを採用したことも特徴で、自重(実測で44.9g)も相まって安定して置ける。
ドングル本体のLEDインジケーターで接続状況やバッテリー残量、ポーリングレートなどの情報を一目で確認できる点は、地味ながら実用性が高い。なお、これらの表示はユーティリティーアプリ「Razer Synapse」から確認可能だ。
「Razer Synapse」で細かくカスタマイズ可能
Viper V4 Proの各種設定は、Razer Synapseから行える。本製品はマウス本体に保存できる「オンボードメモリプロファイル」を1つ設定可能で、Synapseがインストールされていない環境でも設定を持ち運べる。
Synapseでは「カスタマイズ」「パフォーマンス」「電源」「キャリブレーション」「アドバンスト」の5つのタブから各種調整が行える。
「カスタマイズ」タブでは、左右クリック/サイドボタン/ホイールクリックなど、6つのプログラム可能ボタンに対して、キーストローク/マクロ/プロファイル切り替えといった機能を自由にアサインできる。
HyperSpeed Wireless Gen-2ドングルのインジケーターLEDの表示内容もこのタブから変更可能で、接続状況/バッテリーレベル/ポーリングレート/DPIステージから表示する情報を選べる。マウス本体から目を離さずにバッテリー残量や現在のDPIを確認できるのは、地味ながら実用的だ。
「パフォーマンス」タブでは、DPI感度を1DPI単位で細かく調整でき、最大5段階のDPIステージを登録できる。Sensitivity Matcherを使えば、以前使っていたマウスの感度を再現することも可能だ。
ポーリングレートの設定もこのタブで行うようになっており、125Hz/500Hz/1000Hz/2000Hz/4000Hz/8000Hzから選べる。「スマートポーリングレートスイッチャー」を有効にすると、「通常時は1000Hz/ゲームプレイ中は8000Hz」という自動切り替えが可能で、バッテリーの消費を抑制できる。
ゲーム中は最大限の低遅延を確保しつつ、普段の作業では省電力に徹するという切り替えを手動で行う必要がなくなるのは、非常にありがたい。ドングルのLED色でポーリングレートの変化を確認できるのも安心感がある。
「電源」タブでは、ワイヤレスパワーセービングとして、スリープモードに入るまでのアイドル時間を1〜15分の範囲で設定できる。低電力モードへ切り替えるバッテリー残量のしきい値(5〜100%)も調整可能で、バッテリー駆動時間と応答性のバランスを自分好みにチューニングできる。
「キャリブレーション」タブでは、使用するマウスパッドの表面に合わせて、センサーのトラッキング精度を最適化できる。スマートトラッキング機能を有効にすると、リフトオフディスタンス(マウスを持ち上げた際にセンサーが反応を止める高さ)も自動で調整される。
「アドバンスト」タブでは、上級者向けのセンサー調整機能が用意されている。動作補正では入力感度のカーブをカスタマイズでき、独自の加速・減速プロファイルを作成できる。回転ツールではセンサー角度を補正し、水平移動をまっすぐに維持するための微調整が行える。
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