約49gの超軽量フラグシップマウス「Razer Viper V4 Pro」を試す 8000Hzの超高感度対応とバッテリー駆動の大幅延長で魅力アップ:価格は約2.7万円(1/3 ページ)
Razerのフラグシップマウス「Razer Viper Pro」が、ついにモデルチェンジする。超高感度対応はそのままに、軽量化を果たしつつもバッテリー駆動時間を大きく延ばしたことが特徴だ。
eスポーツシーンにおけるマウス選びは、勝敗を左右するほどの重要な要素だ。中でもRazerの「Viper」シリーズは、プロプレイヤーからの支持を集めており、競技シーンでの採用実績も多い。2024年には「Razer Viper V3 Pro」が登場し、軽量/高精度/低遅延を高い水準でまとめたモデルとして評価を得た。この1月には、そのマイナーチェンジ版となる「Viper V3 Pro SE」も登場した。
3月24日(米国太平洋時間)、Viperシリーズに最新モデルとして「Razer Viper V4 Pro」加わった。カラーはブラックとホワイトの2色展開で、日本では3月25日から直販サイト(Razer.com)と一部のRazer取扱店において販売が始まる。直販価格は2万6980円だ。
本機はRazerの最新マウステクノロジーを全て搭載したというフラグシップモデルで、主要な機構が全て世代交代を果たしている。
使い勝手はどう進化したのか――発売に先駆けて実機をチェックする機会を得たので、じっくりチェックしていこう。
どんな持ち方にもフィットする約49gの超軽量ボディー
Viper V4 Proは、サイドボタンを除けば左右対称のデザインだ。先代のViper V3 Proのデザインを踏襲しているので、乗り換えはスムーズに行えるだろう。
本体後部の“コブ”が程よく高く、丸みを帯びているので、手のひらで自然に支えやすい。「かぶせ持ち」「つかみ持ち」「つまみ持ち」のいずれの持ち方にもフィットする。
サイズは約127.1(長さ)×63.9(幅)mm×39.9(厚さ)mmで、コンパクトすぎず大きすぎない、万人向けのバランスだ。
重量は、通常(ブラック)モデルが約49g、ホワイトモデル(White Edition)が約50gで、先代(約54g)から約9%の軽量化を果たしている。先代の時点でも十分に軽かったのだが、特に通常モデルは50gを切った。これには正直驚いた。
この軽さでありながら、ビルドクオリティーは非常に高い。側圧を掛けてもボディーがたわんだりきしんだりすることがなく、操作時に力んでしまうような人でも安心して使える剛性を備える。その秘密は内部設計の最適化とのことで、構造強度が従来モデル比で最大2倍になったという。
軽量化と丈夫さの両立は見事だ。
表面のコーティングはサラサラとした質感でありながら、しっかりとしたグリップ感がある。指先に吸い付くような感覚で、激しい操作でも滑りにくい。
本製品にはマウスグリップテープが付属しているが、個人的にはコーティングのみでもグリップ力を十分に感じられた。ただし、手汗はやや付きやすい印象があるので、気になる場合はこまめに拭き取るとよいだろう。
より強固なグリップ力を求めるなら、グリップテープを活用するのも手だ。
クリックボタン/ホイール/ソールをチェック!
クリックボタンには、新型の「オプティカルマウススイッチ Gen-4」が採用されている。光学式なので、いわゆる「デバウンス遅延」が発生せず、原理的にチャタリングも発生しない。クリック耐久は公称で1億回と、先代の9000万回からさらに頑丈になっている。
V3 Proの第3世代スイッチと比較すると、クリック感はわずかに軽くなった印象だ。軽快でキレのある押し心地でありながら、しっかりとした触感を得られるので、意図しないクリックが発生するようことはない。
光学スイッチらしい“カチッ”という独特な感触とが得られる反面、クリック音は大きめという“あんばい”は、人によって評価が分かれるだろう。
最大の8000Hz駆動時の平均クリックレイテンシーは約0.204ミリ秒と、競合製品と比較しても圧倒的な速さだ。この応答速度でも、光学スイッチゆえにチャタリングが起きないというのは、競技シーンにおいて大きな強みとなる。
サイドボタンは左側面にある。しっかりと側面から飛び出ており、押しやすさは良好だ。指先に力を入れた瞬間に確実に押し込まれる感触があり、ゲーム中のとっさの操作でも信頼できる。
スクロールホイールは、光学式の「Razerオプティカルスクロールホイール」が新たに採用された。
信頼性は従来のメカニカル式と比較して3.3倍だという。回し心地はやや軽めだが、ノッチ感はしっかりとあり、1段ずつ確実にスクロールできる。武器の切り替えやインベントリ操作といった、ゲーム内での精密な入力にも安心して使える精度だ。
ホイールのクリックはやや固めの感触で、日常使いやゲームプレイを通じて“誤爆”するようなことはない。
マウスソールはPTFE(ポリテトラフルオロエチレン)製で、上下に大きめのサイズが2枚配置されている。接触面積が大きい分、超高速な滑りというよりは安定感と制御性を重視した設計だ。実際の操作でも、意図した位置でしっかりとマウスが止まる感覚があり、コントロールしやすいと感じた。
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