派手さより“ちょうどいい自己主張”――アキバで黒ベースのシックなデバイスが売れる理由:古田雄介の週末アキバ速報(1/2 ページ)
入力デバイスもPCパーツも、色とりどりのバリエーションが選べるようになって久しい。そのような中で、黒ベースのシックな装飾のキーキャップやマウスパッドも売れているという。
今週は入力デバイスの新製品も多かったが、異彩を放っていたのは一見地味めのラインアップだった。
「全体での自己主張がちょうどいい」――「Carbon Fiber Textured Keycap Set」が登場
象徴的なのは、Arbiter Studioのキーキャップセット「Carbon Fiber Textured Keycap Set」だ。Cherryプロファイルに対応し、カーボンファイバーの素材感を生かした迷彩柄のようなテクスチャーが特徴といえる。価格は8200円強だ。
入荷したパソコンSHOPアークは「ビビッドなカラーリングや派手な光らせ方ができるキーキャップが選べる中で、黒ベースのテクスチャーは一見地味です。ですが、キーボードのキーを全てコレに交換したらすごくカッコイイのが分かるんです。漆黒で刻印もないマット調だと抑制的ですが、こちらはちゃんとお洒落といいますか、ちょうどいい具合なんですよね。これくらいの自己主張って結構人気があります」という。
同様のニーズでよく売れているガラス製マウスパッドが、GLSSWRKSの「Polarity」シリーズに属する「Black Standard」だ。サイズは約490(幅)×420(奥行き)mmで、黒ベースの抽象的な幾何学模様が中央に大きく描かれている。価格は2万3000円前後だ。
同店は「スピードタイプとコントロールタイプの中間くらいで、モノとしてよくできています。その上で、あまりはっきりしたイラストやキャラクターを押し出したものではなく、道具として机上になじむデザインのものがほしいという人も多く、発売日からかなり好調に売れています」と話していた。
もちろん、ビビッドなカラーリングの入力デバイスやイラスト入りのマウスパッドも人気がある。ただし、そのような個性を求めない人もいる。最近は、そうしたニーズの細分化と先鋭化に対応する苦労話をショップから聞くことが増えている。
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