持ち運びやすいモバイルワークステーション「Dell Pro Precision 5 14S/16S」が登場 IntelモデルとAMDモデルを用意
デル・テクノロジーズが、エントリークラスのモバイルワークステーションとして「Dell Pro Precision 5 14S」「Dell Pro Precision 5 16S」を投入する。Core Ultra 300Hプロセッサ搭載のIntelモデルと、Ryzen AI 400シリーズを搭載するAMDモデルを取りそろえている。
デル・テクノロジーズは6月16日、モバイルワークステーションの新製品「Dell Pro Precision 5 14S」「Dell Pro Precision 5 16S」を発表し、直販サイトでIntelモデルの販売を開始した。基本構成(最小構成ではない)の標準直販価格は以下の通りだ。
- Dell Pro Precision 5 14S
- Intelモデル(PW514260):36万603円
- AMDモデル(PW514265):34万5431円
- Dell Pro Precision 5 16S
- Intelモデル(PW516260):37万7291円
- AMDモデル(PW516265):33万5572円
6月16日に行われた発表会の登壇者。左から日本マイクロソフトの朝比奈洋輔氏(Windows & デバイス事業本部 パートナーディベロップメントマネージャー)、デル・テクノロジーズの若杉歌乃氏(レベニューオペレーション統括本部 フィールドプロダクトマネージャー)、同社の猪瀬小里江氏(上席執行役員 クライアント・ソリューションズ営業統括本部長)、Halcyon Japanの露木正樹カントリーマネージャー
Dell Pro Precision 5 14S/16Sの概要
Dell Pro Precision 5 14Sは14型、Dell Pro Precision 5 16Sは16型の液晶ディスプレイを搭載するエントリークラスのモバイルワークステーションで、「S」のないモデルと比べると可搬性を重視した設計となっている。「外部GPUは不要だけれど、強力なCPUは欲しい」というニーズに応えるモデルでもある。
Core Ultra 300Hプロセッサを搭載するIntelモデルと、Ryzen AI 400プロセッサを搭載するAMDモデルを取りそろえており、それぞれ選択できるCPU/APU(GPU統合型CPU)は以下の通りだ。
- Intelモデル(いずれもIntel vPro対応:※1)
- Core Ultra 5 336H(Pコア4基+LP Eコア4基+Eコア4基)
- Core Ultra 5 338H(Pコア4基+LP Eコア4基+Eコア4基)
- Core Ultra 7 366H(Pコア4基+LP Eコア4基+Eコア8基)
- Core Ultra X7 368H(Pコア4基+LP Eコア4基+Eコア8基/Arc Pro B390搭載)
- Core Ultra 9 386H(Pコア4基+LP Eコア4基+Eコア8基)
- Core Ultra X9 388H(Pコア4基+LP Eコア4基+Eコア8基/Arc Pro B390搭載)
- AMDモデル(いずれもAMD PRO対応)
- Ryzen AI 5 PRO 435(6コア12スレッド)
- Ryzen AI 5 PRO 440(6コア12スレッド:16Sのみ)
- Ryzen AI 7 PRO 450(8コア16スレッド)
- Ryzen AI 9 PRO 465(10コア20スレッド)
- Ryzen AI 9 HX PRO 475(12コア24スレッド)
(※1)vPro対応は有料のカスタマイズ(CTO)オプション
メモリはLPDDR5X規格で、容量は16GB/32GB/64GBから選べる。Intelモデルについては、換装可能なLPCAMM2モジュールとして実装されている。AMDモデルは購入後にメモリの増設/換装はできない。
ディスプレイはDell Pro Precision 5 14Sが14型IPS液晶、Dell Pro Precision 5 16Sが16型IPS液晶または有機ELで、選べるパネルは以下の通りだ(※1)。
- Dell Pro Precision 5 14S
- 1920×1200ピクセルIPS液晶
- 最大400ニト/NTSC 45%カバー/60Hz駆動/非光沢
- 最大400ニト/sRGB 100%カバー/最大60Hz駆動/非光沢
- 最大400ニト/sRGB 100%カバー/最大60Hz駆動/非光沢/タッチ対応
- 最大500ニト/sRGB 100%カバー/20〜120Hz駆動/非光沢/低消費電力
- 1920×1200ピクセル有機EL
- 最大300ニト/sRGB 100%カバー/最大120Hz駆動/非光沢
- 2560×1440ピクセルIPS液晶
- 最大300ニト/DCI-P3 100%カバー/最大60Hz駆動
- 1920×1200ピクセルIPS液晶
- Dell Pro Precision 5 16
- 1920×1200ピクセルIPS液晶
- 最大400ニト/NTSC 45%カバー/60Hz駆動/非光沢
- 最大400ニト/NTSC 45%カバー/60Hz駆動/非光沢/タッチ対応
- 2560×1400ピクセルIPS液晶
- 最大500ニト/sRGB 100%カバー/最大120Hz駆動/非光沢
- 1920×1200ピクセルIPS液晶
Webカメラについては以下のオプションが用意されている(※1)。
- なし(6月16日現在、直販サイトでは選択肢にない)
- 約200万画素(フルHD撮影対応)
- 約200万画素(フルHD撮影/顔認証対応)
- 約800万画素(顔認証対応)
(※1)「ディスプレイ」「カメラ」「モバイル通信対応」は、一部の選択肢に相互依存あり(組み合わせに制限が生じる)
指紋センサーとスマートカードリーダーはカスタマイズオプションとなっており、指紋センサーについては電源ボタンと一体化されている。キーボードは日本語配列と米国英語(US)配列を選択できるが、16Sで日本語配列を選択した場合は「LEDバックライト付き」のみとなる(US配列と14Sの日本語配列ではLEDバックライトの有無を選択可能)。
ポート類は左側面にHDMI出力端子、USB 3.2 Gen 1(USB 5Gbps)Standard-A端子、Thunderbolt 4(USB4 Version 1.0/USB 40Gbps)端子×2を、右側面にはイヤフォン/マイク端子、USB 3.2 Gen 1 Standard-A端子と有線LAN(1000BASE-T)端子を備える。Thunderbolt 4端子はDisplayPort Alternate Modeによる映像出力と、USB PD(Power Delivery)による電源入力を兼ねている。
無線通信はWi-Fi 7(IEEE 802.11be)と、Bluetooth 6.0(Intelモデル)またはBluetooth 5.4(AMDモデル)に対応しており、CTOオプションでLTE(4G)または5G対応のモバイル通信モジュールも搭載できる。なお、IntelモデルについてはCTOオプションで「Bluetoothなし」構成も用意している。
バッテリーの容量は55Whと70Whから選択可能で(いずれも定格値)、長寿命モジュールも用意している。本体のサイズと重量は以下の通りだ(※2)。
- Dell Pro Precision 5 14S
- サイズ:約351.5(幅)×226.0(奥行き)×19.1(厚さ)mm
- 重量:約1.4kg(Intelモデル)/約1.42kg(AMDモデル)
- Dell Pro Precision 5 16S
- サイズ:約358.6(幅)×253.4(奥行き)×19.95(厚さ)mm
- 重量:約1.91kg(Intelモデル)/約1.89kg(AMDモデル)
(※2)厚さと重量については、構成によって変動する
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