あえてのカメラ非搭載による安心感、日常に溶け込む超軽量スマートグラス「Even G2」を試す サードパーティーアプリの環境も魅力(2/4 ページ)
AIスマートグラス「Even G2」の実機レビューをお届けする。あえてカメラを省くことで約36gという軽さと、盗撮を疑われない安心感を両立させている。ライブ翻訳やアプリ拡張、リングでの操作など、日常に溶け込むスマートグラスの魅力を解説する。
音声とタッチ操作で多彩な機能が使える
実際にEven G2を装着してみた。事前にスマートフォンにアプリをインストールして、Bluetoothでペアリングしておく。すると目の前にグリーンの文字でダッシュボードが表示される。
操作は音声の他、フレームの端にあるタッチパッドへのタッチやスワイプ、またはスマホアプリから行える。アプリで通知設定やニュースサイトの設定をすると、スマートフォンに届いた通知などが表示されるようになる。
なお、通知などを表示したくないときは、アプリの月のマークをタップするか、左右のタッチパッドを同時に長押しすることでサイレントモードに切り替えられる。
基本機能として、「原稿表示(テレプロンプター)」「ライブ翻訳」「ナビ」「会話サポート」「クイックリスト」、そして「Even AI」を搭載している。
個人的に便利だったのが、35言語に対応する「ライブ翻訳」とリアルタイムで日本語の文字起こしができる「会話サポート」だ。どちらも音声を聞き取って画面に文字として表示できる。
実生活で外国語に触れる機会はそれほど多くないものの、SNSなどでは英語や韓国語、中国語の動画を目にすることが少なくない。そんなときにライブ翻訳機能を使うと、かなりの精度で訳してくれる。音声のスピードや音質によってはうまく訳せないこともあったが、ほぼリアルタイムで翻訳を表示できた。
会話サポートは日本語の文字起こしができるだけでなく、AI要約も可能だ。会議中などに起動しておくと役立つ機能だ。個人的には、周囲が騒がしくて会話が聞き取りにくいカフェや居酒屋などで重宝した。両機能の音声入力はグラスのマイクだけでなく、スマートフォンからの入力も可能だ。
この他、質問や検索などのやりとりができる「Even AI」機能も利用できる。独自のEven LLMとPerplexityを使い分けることが可能だ。また、自転車や徒歩のルートを画面内に表示できる「ナビゲート」機能も備えている。初めて行く駅に降り立ったときなど、目的地までのラストワンマイルを表示するのに便利だ。
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