あえてのカメラ非搭載による安心感、日常に溶け込む超軽量スマートグラス「Even G2」を試す サードパーティーアプリの環境も魅力(3/4 ページ)
AIスマートグラス「Even G2」の実機レビューをお届けする。あえてカメラを省くことで約36gという軽さと、盗撮を疑われない安心感を両立させている。ライブ翻訳やアプリ拡張、リングでの操作など、日常に溶け込むスマートグラスの魅力を解説する。
サードパーティーアプリが充実する環境も
Even G2が他のスマートグラスより一歩先を行っていると感じるのが、アプリ開発環境が用意されており、ユーザーが作ったサードパーティーアプリが簡単に導入できることだ。
使い方も非常に簡単で、スマホアプリの「Even Hub」タブから選ぶだけでいい。AIやライフスタイル、パフォーマンス、ヘルスケア、エンターテインメントなど、多くのカテゴリーが用意されており、日々増えている。
例えば「Weather」アプリでは画面上に選んだ都市の天候や気温などが表示できる。また、「Pomodoro Timer」は名前の通り、時間管理術であるポモドーロ・テクニックを実践できるアプリで、25分間集中して5分間休むタイマーを設定できた。
グラス内には集中時間がパーセンテージで表示されるので、時間に追われることもなかった。
現在、スマートグラスはまだ登場したばかりで機能がそれほど多くないのが課題だが、Even Hubがあれば、使い方にあった機能が追加できる。
スマートリングでの操作に可能性を感じる
Even G2だけの機能として面白いのが、別売のスマートリング「Even R1」(4万1800円)で操作できることだ。スマートグラスを使っていて感じたのが、周囲に人がいる場面ではウェイクアップワードを発語するのがやや恥ずかしく、音声で操作はしづらいことがある。また、フレームのタッチパッドによる操作も手を顔まで上げなければならず、「操作している姿」が周囲に分かりやすい点が否めない。
しかし、人差し指に装着したスマートリングなら、周囲に気付かれずスマートに操作ができる。タップ、スクロール、長押しによる多様な操作に対応する。ダッシュボードに表示されるニュースを切り替えたり、メニューから目的の機能を呼び出したりできる。操作に慣れが必要だったが、うまく使えるとEven G2の使い勝手もアップする。
さらにEven R1には、多くのスマートリングが備えているヘルスケアのモニタリング機能を搭載している。心拍変動、SpO2(血中酸素飽和度)、体温、歩数、カロリー、睡眠モニタリングなどが可能で、スマホアプリでまとめて管理できる。
スマートグラスの操作用デバイスと考えると高価だが、ヘルスケア管理ができるスマートリングにグラスの操作機能が追加されていると考えると少し納得できそうだ。
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