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あえてのカメラ非搭載による安心感、日常に溶け込む超軽量スマートグラス「Even G2」を試す サードパーティーアプリの環境も魅力(4/4 ページ)

AIスマートグラス「Even G2」の実機レビューをお届けする。あえてカメラを省くことで約36gという軽さと、盗撮を疑われない安心感を両立させている。ライブ翻訳やアプリ拡張、リングでの操作など、日常に溶け込むスマートグラスの魅力を解説する。

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カメラ・スピーカーの有無が自由を生む

 Even G2はカメラを積まないことでプライバシー問題を回避し、約36gという軽さと最大2日間のバッテリーを両立したスマートグラスだ。フレームの形状や色を組み合わせた6種類から選ぶことができ、度付きレンズに対応するなど、普通の眼鏡から移行しやすいのがポイントだ。

 ライブ翻訳や会話サポート、ナビ機能など使い勝手はほぼ同じで、これらはHUD搭載スマートグラスの基本機能になりそうだ。搭載するAIが異なるため、精度やスピードには違いがあるが、これはAIの進化によって日々強化されていくと考えられる。

 Rokidとの違いとして大きいのは、カメラ機能を搭載していないために映像からの入力ができない点だ。Rokidにある、写真を撮ってAIに質問するといった使い方ができない。ただしこれは、プライバシー問題を回避するためなので仕方がないところだ。

Rokid スマートAIグラスとの比較

項目 Even G2 Rokid スマートAIグラス
価格 99,800円 109,890円
重量 36g 49g
カメラ なし 1200万画素(Sony IMX681、109度広角)
スピーカー なし 2か所(指向性)
ディスプレイ Micro LED 640×350、1200ニット、60Hz Micro LED 640×480、1500ニット
翻訳対応言語 35言語 89言語(オフライン主要6言語)
バッテリー 最大2日間 210mAh、急速充電対応(20分で80%回復)
充電ケース 7回分を内蔵 別売
防水防塵(じん) IP65 記載なし
フレーム A型・B型×3色 1形状
度付きレンズ −12.00〜+12.00D(認定眼鏡店で対応) クリップオン着脱式
連携AI 独自AI(Even LLM)・Perplexity GPT-5・Gemini
操作系 タッチ、音声、Even R1リング(別売) タッチ、音声
photo
別売でサングラスになる「Even G2 クリップ&ポーチ」(1万6800円)を装着したところ

 実際に使ってみてEven G2の利点は3つあると感じた。1つは普段掛けの眼鏡としてカジュアルに使えること。Rokidはデザインが1種類なのに対して、6種類も用意されている。そして、2つ目はEven Hubで日々機能が増えていること。スマートフォン黎明(れいめい)期と同じようにアプリが登場することで、より生活に欠かせないものになっていくだろう。

 3つ目はやはりカメラがないことだ。これには一長一短があるが、普段使いする上でリスクを回避できるメリットは大きい。特に男性にとってカメラ機能を搭載するリスクは非常に高い。Even G2なら、あらぬ疑いをかけられることなく、どこでもAI機能が利用できる。

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