苦労して手に入れた「Steam Controller」をPC/スマホ/ARグラスにつないでみた ゲーム体験や実用性は?(2/5 ページ)
5月5日に突如販売が始まった「Steam Controller」は、初回分がすぐに完売し、2回目の販売では、サーバーが混雑するほどの盛況ぶりであった。とはいえ、そこまでして手に入れるべきものなのだろうか。なんとか購入できた本製品の使い勝手や利用範囲を紹介する。
エルゴノミクスデザインと超低遅延がもたらす優れた操作性
Steam Controllerのパッケージ内容はシンプルで、本体の他、Steam Controller Puck(ワイヤレスドングル兼マグネット式充電スタンド。以下、Puck)、USB Standard-A to Type-Cケーブル、取扱説明書で構成されている。
パッケージの内面には、Puckの扱い方が図解で印刷されている。
基本的な使い方は、図解の左下に配置されたQRコードから確認可能だ。リンク先は英語サイトだが、Webブラウザの翻訳機能を利用すれば問題なく理解できる。
Steam Controllerの本体サイズは約155(幅)×106(奥行き)×65(高さ)mm、質量は約295.5g(Puck未装着時)となっている。
インタフェースとして、TMRセンサー採用のアナログスティック2基、トラックパッド2基、グリップボタン2基に加え、D-Pad、ABXYボタン、LRトリガー、LRバンパーを備える。さらに独自の「Steam」ボタンも装備しており、Steamメニューの呼び出しと電源ボタンの機能を兼ねている。
ワイヤレスドングルと充電スタンドを兼ねるPuckとは、マグネットピンを介して接続する仕組みだ。
Steam Controller Puck。これを用いることで高速通信が可能となる。付属ケーブルはUSB Standard-A to Type-Cのみのため、Type-Cポートのみの機器で使用する場合は、別途USB 3.1以上に対応したケーブルが必要だ
Steam Controllerの接続方式は、有線、Bluetooth、Puckを用いた2.4GHz接続の3種類に対応する。ポーリングレートはPuck接続時で最短4ms、有線接続時では最短2msという極めて優れた低遅延を実現している。
Steam Deckの内蔵コントローラーと比較すると、各ボタンやトラックパッドのサイズがわずかに大型化している。具体的には、トラックパッドが約32.5mmから約33.5mmへ、十字キーが約21.5mmから約23mmへと拡大された。また、両手で包み込むようにホールドする形状に合わせて、左右のトラックパッドに傾斜が付けられている点も特徴的だ。
ショルダー部のL1/L2、R1/R2ボタンのサイズや配置はほぼ踏襲されているものの、背面のL4/L5、R4/R5ボタンは従来の四角形から丸型へと形状が変更された。
それでは早速、実際の使い勝手を試していこう。
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