モバイルディスプレイの“置き場所問題”はこれで解決! マグネットスタンドが優秀な「エスプレッソ ライト 15」を試す:モバイルディスプレイの道(3/3 ページ)
espresso Displaysの15.6型モバイルディスプレイ「エスプレッソ ライト 15」は、強力なマグネット吸着式の専用スタンドを採用し、縦横の切り替えはもちろん、ノートPCの画面と上下に並べる配置も自在に行える製品だ。実機レビューをお届けする。
専用ユーティリティー「espressoFlow」の導入は必須
OSDメニューについても見ていこう。本製品はOSDメニュー操作用の物理ボタンは備えておらず、Win/Mac用の専用ユーティリティー「espressoFlow」(エスプレッソフロー)を用いて操作する。タッチ操作に対応した本製品の上位モデルは画面タッチで操作できるのだが、本製品は明るさなど基本的な調整1つをとっても、ユーティリティーをインストールする必要がある。
ユーティリティーはUIのデザインが独特で日本語化されていないため最初は戸惑うが、少し使えばすぐに慣れるので心配は無用だ。項目数は決して多くはなく、明るさ調整など基本的な項目を除けば、あとはミラーリングのオン/オフなど、OS側で行うべき項目が中心となっている。言い換えると、せめて明るさの調整だけは本体側でできてほしかったと思わなくもない。
設置回りに完璧な回答を出している製品 ネックは価格か
以上のように、本製品は設置方法に限れば最強と言っていい製品だ。横置き/縦置きの切り替えはもちろんのこと、ノートPCの上への配置にも対応するなど自由度が非常に高く、付属のスタンドの構造もよく考えられており、洗練されている。重量があるのは玉にきずだが、これは安定性の向上につながっているので、一概に欠点とは言えない。
一方で明るさの変更なども本体だけでは行えず、PCへユーティリティーをインストールする必要がある点は、評価が分かれるところだ。複数のメンバーで共有するため接続先のPCが毎回変わるといった使い方では、それぞれにユーティリティーを導入しなくてはいけないため、不便さを感じるだろう。
実売価格が5万4450円と、15.6型のモバイルディスプレイとしては高価なのもネックだ。保証期間が3年と長いので、それだけの期間をかけて償却することが前提となるだろう。
ともあれ昨今のモバイルディスプレイに共通する設置関連の問題にこれだけ完璧な回答を出している製品も他になく、価格などの問題さえクリアできるようであれば、積極的におすすめしたい製品だ。
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