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個人向けMicrosoft 365のストレージ容量が削減、代わりにAI機能を開放──Microsoftの狙いは?:Windowsフロントライン(3/3 ページ)

個人向けMicrosoft 365のFamily以上のプランで、OneDriveの容量が「1人1TB」から「6人で2TB共有」に縮小される。その一方で、契約者以外のメンバーにもCopilotを開放する方針だ。改定の中身と各プランの違いを整理する。

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AI機能の全ユーザーへの開放

 1つのサブスクリプションを複数ユーザーで共有できるFamilyプランでは、Copilot(AI)関連機能について次のような注記がある。

AI features only available to subscription owner and cannot be shared; usage limits apply.

 つまり、Copilot機能を使えるのはサブスクリプションを契約したメインユーザー1人だけで、他のユーザーには提供されない。この制限を回避するには、機能を使いたいユーザー全員がPersonal以上のプランを個別に契約する必要がある。ただ、この制限は、今回のストレージ容量縮小の発表に合わせて緩和されることになりそうだ。

 The VergeのTom Warren氏がMicrosoftの公式コメントとして報じたところによると、今後数カ月以内に、AI機能について次のような緩和が実施されるという。

  • (Family以上の)プランに含まれる他の全ユーザーもCopilotとAI機能を利用できるようになり、契約者は“若い”メンバーのAI機能を管理できる
  • AI機能が開放された各ユーザーには個別に利用“カウント”が割り当てられ、メンバー間で共有されない。また、必要に応じて追加購入することで、さらにAI機能を利用できる

 単にサブスクリプション内の全ユーザーがCopilotを使えるようになるだけでなく、子供にAI機能を開放する際には、ペアレンタルコントロールのような仕組みも導入される。

 さらに、AI機能の利用“メーター”は、クラウドストレージの容量(Quota)のように全ユーザーで共有するのではなく、ユーザーごとに個別にカウントされ、互いに影響しない。規定の利用量を使い切っても追加購入で再び利用できる、柔軟な仕組みに移行するようだ。

 ストレージ容量の削減には、昨今のDRAM価格の高騰と連動したNANDフラッシュメモリの供給不足が大きく影響しているのだろう。一方で、Microsoftとしてはユーザーにより積極的にAIを使ってもらい、そちらの課金を増やしたいという思惑もあるはずだ。こうした事情から、あめとむちを使い分けるプラン改定に至ったと考えられる。

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