Nike+スポーツバンドでホノルルを目指してみる?:ホノルルマラソンへの道(3/3 ページ)
「ホノルルマラソンを完走したい」――そんな思いから、Nike+の新製品「Nike+スポーツバンド」でホノルルへの一歩を踏み出した。目標は高く、そして遠かった。
12週間「walk to run」――今後自分へのいましめ
実はこの企画を始めるにあたり、最低1週間はスポーツバンドを使ってレビュー記事を書こうと思っていたのだが、現段階で3日間しか使っていない。
もちろん走るのが嫌になったわけではなく、悪天候が続いたため外での練習が難しかったのだ。決して3日坊主……ではない。とはいえスポーツバンドは防水性もあり、雨の日のランニングも可能なので(水泳などには利用できない)、言い訳にはならないのだが。
スポーツバンドのおかげで、とりあえずホノルルへの道のスタート地点には立つことができた。「Nike+iPod」の場合iPod nanoの重さや、走った際に感じる揺れなどを気にすることもあるかと思うが、スポーツバンドは、腕時計のように手首に装着できるもので、軽く身につけていても違和感がない。音楽が必須でないならばオススメしたいアイテムだ。
時計としての機能も備わっているため、スポーツ時のちょっとしたファッションアイテムとしても申し分ない。見た目や形から入る人にとっても、8000円弱(シューズを除く)という価格ならば、ランニングを始めるいいきっかけになるのではと感じた。
女性としては消費カロリーが表示される点も非常にうれしい。とはいいつつも約3キロ(メートル)を走り、約130キロ(カロリー)しか消費しないことが判明し、がくぜんとした。1個400キロ(カロリー)あるケーキを食べたとしたら、消費するだけでも最低9キロ(メートル)を走らなければならない計算だ(食べなきゃいい話なのだが)。ランニングは始めるには勇気のある運動であり、ダイエットとして継続するにはきつくハードルが高い。もともとダイエット目的ではないにしろ、これはいかにモチベーション保って継続できるかが問題である。
ということで自分を奮起させるためにも、今後は「nikeplus.com」の「Nike+ Coach」機能を利用することにした。この機能は、自分に合った既存のトレーニングプログラムを選択できるほか、独自のプログラムを作成することもできる。
今回は、ランニングをこれから始める人向けのプログラム「walk to run」を選択。「walk to run」は12週間のプログラムで、25分間走ることができる体力をつけることを目標に、ウォーキングとランニングを組み合わせて作られている。走り始める前よりもホノルルは遠く感じるが、「walk to run」からゆっくりと目指すことにする。
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