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2003年10月21日 08:16 PM 更新
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“超”高解像度「HR」の本領発揮――富士写、FinePix「S7000」「F420」発表(2/2)
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そのほか、外光パッシブ位相差AFとCCD-AFを併用して高速合焦を可能にした「スーパーツインAF」をはじめ、コンテュニアスAF/エリア選択AF/オートエリアAFといった多彩なAF機能、CCD-RAWモード記録、最高1/10000秒の高速シャッターなど、S602のハイスペックを継承している。
FinePix S7000の主な仕様は以下のとおり。
| 製品名 | FinePix S7000 |
| 撮像素子 | 1/1.7インチ有効630万画素スーパーCCDハニカムIV HR(原色フィルター) |
| 記録画素数 | 4048×3040/2848×2136/2016×1512/1600×1200/1280×960、動画:320×240/160×120ピクセル |
| 記録方式 | 静止画:JPEG/CCD-RAW、動画:AVI(30フレーム/秒) |
| レンズ | 7.8-46.8mm(35mmカメラ換算で35−210mm相当)、F2.8−3.1 |
| 電子ズーム | 1260×960ピクセル時最大約3.2倍(光学6倍ズームと併用して最大約19倍) |
| 感度設定 | ISO オート/200/400/800相当 |
| ファインダー | 0.44インチ電子ビューファインダー(23.5万画素、視野率100%) |
| 液晶ディスプレイ | 1.8インチ低温ポリシリコンTFT液晶(約11.8万画素) |
| 記録メディア | xD-ピクチャーカード(16M〜512Mバイト対応)、マイクロドライブ(340M/1Gバイト対応) |
| 電源 | 専用リチウムイオン充電池 |
| サイズ | 121(幅)×81.5(高さ)×97.0(奥行き)ミリ |
| 重さ | 500グラム(電池、メモリーカード別)、約600グラム(撮影時) |
| 価格 | オープン(実売9万円前後) |
さらに一回り小さくなったベストセラー機「F420」
同社定番の縦型スタイル・コンパクト機「FinePix F420」は、今年2月に発表された同社初の“第4世代スーパーCCDハニカム搭載機”「F410」の後継機種。F410と同じ有効310万画素1/2.7インチのスーパーCCDハニカムIV HRを搭載し、35ミリ判換算で36-108ミリ相当の光学3倍ズームを備えるなど、主な仕様はF410と変わらない。
310万画素3倍ズーム搭載コンパクト機「FinePix F420」
一番の変更点が、ボディサイズ。77(幅)×69(高さ)×26.4(奥行き)ミリ、145グラム(本体のみ)の小型軽量ボディに仕上がっている。従来機(F410)も手のひらサイズの薄型コンパクトボディを売りにしていたが、F420はF410に比べて、幅が8ミリほど小さくなり、高さ(0.4ミリ減)と奥行き(0.9ミリ減)もわずかながら減少。体積比では約20%も小型化したほか、重さも約20グラムの減量に成功した。
従来機F410(上)とF420との大きさの比較。だんだん正方形に近くなってきた
ボディサイズが小さくなったことで、使い勝手が犠牲になってはなにもならない。だが、F420では小型化しながらも液晶ディスプレイサイズを大型化。F410搭載の1.5インチより一回り大きい1.8インチを採用した。またパネルには、高性能な微反射型CGシリコンTFT液晶を使うことで、視認性を大きく向上させている(従来機は低温ポリシリコンTFT)。
1.8インチ微反射型CGシリコンTFT液晶を搭載したF420(左)と、1.5インチのF410(右)
そのほかのF410からの変更点は、4種類(人物/風景/スポーツ/夜景)のシーンモードが選べるようになったほか、AVアウト(ビデオ出力)端子を新たに追加。細かいところでは、感度設定でISO160相当が選べるようになった。その他の仕様は、F410とほぼ同じ。
FinePix F420の主な仕様は以下のとおり。
| 製品名 | FinePix F420 |
| 撮像素子 | 1/2.7インチ有効310万画素スーパーCCDハニカムIV HR(原色フィルター) |
| 記録画素数 | 2816×2120/2048×1536/1280×960/640×480、動画:320×240/160×120ピクセル |
| 記録方式 | 静止画:JPEG、動画:AVI |
| レンズ | 5.7−17.1mm(35mmカメラ換算で38−114mm相当)、F2.8−4.8 |
| 電子ズーム | 640×480ピクセル時で最大約4.4倍 |
| 感度設定 | ISO オート/160/200/400/800相当 |
| ファインダー | 実像式 |
| 液晶ディスプレイ | 1.8インチ微反射型CGシリコンTFT液晶(約13.4万画素) |
| 記録メディア | xD-ピクチャーカード(16M〜512Mバイト対応) |
| 電源 | 専用リチウムイオン充電池 |
| サイズ | 77.0(幅)×69.0(高さ)×26.4(奥行き)ミリ |
| 重さ | 145グラム(電池、メモリーカード別)、175グラム(撮影時) |
| 価格 | オープン(実売4万円前後) |
カラーリングはメタルシルバー(左)とホワイトシルバー(右)の2色が用意される
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[西坂真人, ITmedia
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