ニュース
Sony Ericssonの第1四半期、売上高は前年同期比36%減
Sony Ericssonが2009年度第1四半期の決算を発表。売上高は前年同期比36%減の17億3600万ユーロで、携帯の販売台数は前年同期比35%減の1450万台にとどまった。
Sony Ericssonが4月17日、2009年度第1四半期の決算を発表した。売上高は前年同期比36%減の17億3600万ユーロ、純損失は2億9300万ユーロ。同社では売上高減少の理由について、消費意欲の低迷が続いていることと、小売店・流通チャネルにおける在庫調整を挙げている。
携帯電話の販売台数は、前年同期比35%減の1450万台で、同社が3月20日に発表した予想数値の1400万台と同レベルに落ち着いた。同四半期の推定市場シェアについては、前四半期比2ポイント減となる約6%としている。
Sony Ericssonの小宮山秀樹社長は、全世界で携帯電話需要の低迷が続いたことから、厳しい結果になったと振り返り、早いタイミングでの黒字化を目指して、変革期を迎えた携帯電話市場に対応できる事業体制への改革を行うと表明。年間ベースで4億ユーロの追加的な営業費削減を目標とするコスト削減施策を、2010年半ばまでの完了を目指して開始したという。
関連記事
- Sony Ericsson、第4四半期の携帯販売台数は前年同期比6%減
- 日本の技術を世界に――バリューとブランドで勝負する英Sony Ericsson
Mobile World Congress開幕前夜に「Idou」を発表した英Sony Ericsson。景気後退によるコンシューマー市場の冷え込みを前に、ハイエンドな高付加価値端末を投入する狙いはなにか? 日本市場やソニーのゲーム部門との取り組みについても聞いた。 - 2008年の携帯端末市場、2位Samsungがシェア伸ばす
BlackBerry、iPhoneなどのスマートフォンが、徐々に市場シェアを伸ばしている。 - Sony Ericsson、12.1Mカメラ搭載のタッチスマートフォン「Idou」発表
Sony Ericssonは2月15日、スペイン・バルセロナで16日に開幕する「Mobile World Congress 2009」に先駆けて発表会を開催。タッチパネル+12.1Mピクセルカメラを搭載する新スマートフォン「Idou」(アイ・ドゥ)を披露した。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.