モトローラは5月19日、NTTドコモが2009年夏モデルから提供する新たな位置情報サービス向けに、モトローラの位置情報サービスシステム「Motorola Mobile Advanced Location System(MALS)」を採用したことを発表した。
MALSはOMA-SUPL 1.0標準に準拠した位置情報サービスシステムで、モバイルネットワークとGPS衛星を使った測位でユーザーの位置情報を特定する。このシステムはゲートウェイモバイルロケーションセンターによってサポートされ、Assisted-GPSを最大限に活用。従来の単独GPS測位と比べて測位の時間が短縮され、精度が高いのが特徴だ。
MALSの採用によりNTTドコモのユーザーは、海外でも地図情報や店舗情報の検索サービス、目的地までのルート確認、歩行者用ナビゲーションなどの位置情報ベースのサービスを利用できるようになる。
関連記事
- NTTドコモ、2009年夏モデル18機種を発表――iモードも機能を大幅拡張
ドコモは2009年夏モデル18機種発表した。PRIME/STYLE/SMART/PROの各シリーズのコンセプトをさらに進化させ、HSUPA、10Mカメラ、BDレコーダー連携、無線LAN、防水などの機能を追加。NERV仕様の“ヱヴァケータイ”も登場した。 - 「お客の声に応える」18機種 ドコモ山田社長、販売台数維持への「努力」
携帯端末販売に向かい風が吹く中ドコモは、18機種の新端末を夏モデルとして投入し、多様なニーズに細かく対応する。新端末のフォトリポートあり。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.