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風景にケータイかざして情報検索――“拡張現実”検索サービス登場
街の風景にケータイカメラをかざすと、風景の上にさまざまな情報が表示される――。システム・ケイが、拡張現実ブラウザ「Layar」を利用した検索サービスを開始した。
システム・ケイは8月21日、Android端末で動く拡張現実ブラウザ「Layar」を利用した検索サービスの提供を開始した。Layarは、オランダのSPRXMobileがAndorid端末向けに提供している拡張現実ブラウザ(ARブラウザ)で、システム・ケイが日本でのオフィシャルパートナー契約を締結している。
Layarアプリを起動してケータイカメラを風景にかざすと、ファインダーに映る風景の上に検索情報が表示される。レストランやコンビニ、地下鉄、銀行のATM、観光スポットなどの情報がカメラ映像の上に重ね合せて表示されるため、周囲にどんなスポットがあるかを直感的に把握できる。
今回、Android端末向けに提供する検索サービスは以下の通り。なお、iPhoneへの対応も進めており、9月のリリースを予定している。
- 暮らしサーチ
- ビジネスサーチ
- お泊りサーチ
- 乗り物サーチ
- ハイウェイサーチ
- 駅どこサーチ
- バス停サーチ
- GSサーチ
- スクールサーチ
- 病院サーチ
- 買い物サーチ
- 銀行サーチ
- 郵便サーチ
- 遊びサーチ
- コンビニサーチ
- グルメサーチ
- レジャーサーチ
- 観光サーチ
- 自然サーチ
- AEDサーチ(北海道特別コンテンツ)
- Sapporoサーチ(北海道特別コンテンツ)
- 北大サーチ(北海道特別コンテンツ)
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