アイパス、iPhoneとBlackBerry向けの「iPassConnect」を提供

アイパス ジャパンが9月15日、iPass Mobile Officeのユーザー向けに、iPhoneやiPod touch、BlackBerryで利用可能な無線LANアクセスポイント接続アプリ「iPassConnect」の提供を開始した。

[園部修，ITmedia]

　アイパス ジャパンは9月15日、日本市場の「iPass Mobile Office」ユーザー向けに、iPhoneやiPod touch、BlackBerryで利用できる無線LAN接続クライアントアプリ「iPassConnect」の提供を開始した。iPass Mobile Officeのユーザーは無料で利用できる。

　iPass Mobile Officeは、さまざまな接続サービスを統合的に管理し、簡単に安全なインターネットアクセスが利用できる企業向けのサービス。PCからは、iPassが提供、もしくは提携している無線LANアクセスポイントやホテルのイーサネット、3G携帯電話網のパケット通信、ダイヤルアップ接続のアクセスポイントなどを、状況に応じて利用できる。

　iPhone／iPod touchやBlackBerryでiPassConnectアプリを利用すれば、iPass Mobile Officeのユーザー名とパスワードを用いて、世界80カ国以上の約14万カ所に設置されている無線LANアクセスポイントに接続可能。さらにiPhone版は、1回アプリを利用すればユーザー名とパスワードを保存しておけるため、次回以降は簡単に公衆無線LANにアクセスできる。

　なおiPhone版、BlackBerry版ともに、インストール時にアイパスが各企業ユーザーに発行している設定コード（Configuration Code）を入力する必要がある。