結婚・出産を経てケータイの使い方が変わった――子育てママの7割超:調査リポート
マクロミルが、子供を持つ女性のケータイ利用に関する調査結果を発表。7割超が結婚と出産を経てケータイの使い方が変わったとし、家事の効率化や節約、子どもとのコミュニケーションに携帯を活用しているという。
マクロミルは11月13日、「子育てママの携帯活用に関する調査」の結果を発表した。調査は11月5日と6日の両日、携帯電話を使用している20代から30代の母親を対象に実施したもので、有効回答数は500人。
子育てや育児に関して携帯電話を活用して行っていることを聞くと、「お弁当・料理レシピを調べる」が66%で1位となり、「子供のケガや病気の対処・病院の検索」が52%で2位となった。また20代前半では「子育て日記」をつける割合が5割で、携帯のSNSや掲示板で「育児の悩み相談」を行うママも、20代では3割以上となっている。
結婚、出産をしてから携帯電話の使い方に変化はあったかを聞くと、77%の人が「変化があった」と回答した。変化があるとした人に、主婦ならではの携帯電話の使い方を自由回答形式で聞くと、「子供がいて出かけられないので、ネットショッピングを利用するようになった」「オークションで子供服の売買をする」「携帯でスーパーのチラシを見る」「冷蔵庫の残り物で何ができるか、食材を入力して、レシピ検索」「子供にワンセグを見せて泣き止ませる」「アプリで家計簿をつけるようになった」など、家事の効率化や節約、子どもとのコミュニケーションに携帯を使っているという回答が寄せられた。
携帯電話でもっともメールのやり取りをする相手を聞くと、「ママ友(子供を通じた母同士の友人)」が26%、「ママ友以外の友人」が16%と、合計42%が「友人」と回答した。「夫」と一番メールのやり取りをすると答えた人は36%で、夫よりも友人とのメールを楽しんでいる人が多いようだ。また、携帯電話の利用料金については、「夫の携帯代より、自分の方が高い」と回答した人が45%。さらに、6割が内緒で夫の携帯電話を見たことがあるといい、見てしまった理由は「浮気のチェック」が35%、「興味本位」が34%、「隠し事がないかチェック」が28%だった。
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