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米電子書籍フォーマット「EPUB」に準拠――ACCESS、携帯向け試験サイトオープン
ACCESSは、米電子書籍標準化団体が推進する電子書籍フォーマット「EPUB」に準拠したコンテンツを携帯電話で閲覧可能にするサイトをオープンした。
ACCESSは1月18日、米国の電子書籍標準化団体が普及を推進している電子書籍フォーマットのコンテンツを、携帯電話の画面上で閲覧可能にする試験サイト「世界の図書館から」をオープンした。4月末までの3カ月間は試験的に運用し、この期間中は閲覧環境を無償で提供する。アクセスは http://lib.bookers-deliver.bz/ から。
試験サイトで閲覧できるのは、International Digital Publishing Forum(IDPF)が推進するオープンな電子書籍のファイルフォーマット「EPUB」に準拠したコンテンツ。サイトでは、電子書籍ライブラリとして知られる「プロジェクト・グーテンベルク」が公開している著作権切れの3万作品から、当初は約100作品を閲覧できるようにする。取り扱い作品は、今後順次拡充する予定としている。
世界の図書館からのサーバシステムには、NetFront Browserエンジンを搭載したNetFront Transcoderを採用。NetFront Transcoderは、PC向けのWebコンテンツをモバイル端末向けに変換するサーバソリューションで、利用者が選択したEPUBコンテンツを携帯で閲覧可能な形式に変換して提供している。
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