異なるグループウェアの情報をまとめてモバイル端末から登録・確認――「スケジュール連携パック」

クレスコは、モバイル活用ソリューション「クレスコ モバイル ソリューション」と、システムが異なるグループウェアの相互同期を可能にする「PIMSYNC」を組み合わせた「スケジュール連携パック」を提供。システムを切り替えることなく、携帯電話から各種グループウェアの情報を確認・登録できる。

[房野麻子，ITmedia]

　クレスコは、イノシス研究所の提供する「moconavi-GrW」をベースにしたモバイル活用ソリューション「クレスコ モバイル ソリューション」と、アプレッソの開発した「PIMSYNC」を組み合わせた「スケジュール連携パック」の提供を開始する。

　クレスコ モバイル ソリューションは、グループウェアと連携して、会社から配布されたアカウントでのメール送受信やスケジュールの参照・登録・更新、アドレス帳機能がモバイル端末で利用できるソリューション。カスタマイズによりさまざまな企業内システムと連携して、外出先からワークフロー処理や経理データの参照などを行える。

　スケジュール連携パックは、このクレスコ モバイル ソリューションに、グループウェアや営業支援システムなどのスケジュール機能を同期・連携させる機能を追加したもの。業務内容や役職によって使用するシステムが異なっていても、スケジュール連携パックにより相互同期されるので、登録・参照するシステムを切り替える必要がない。PCの持ち出しが禁止されている場合でも、携帯電話からメールの確認やスケジュールの登録・参照が可能。データは端末に残らず、紛失・盗難による情報漏えいも防止する。

　スケジュール連携パックの料金は、モバイル利用30ユーザー/スケジュール連携30ライセンス（初年度保守料金込）で324万円（税別）からとなっている。

クレスコ モバイル ソリューションとスケジュール連携機能の位置付け