iPhoneからTwitterで「○○なう」――今いる場所をつぶやける「なうまぴおん」
マピオンは、位置情報に関わる新サービスを試験公開する実験サイト「マピオンラボ」にて、iPhoneからTwitterに今いる場所を「○○なう」とつぶやける「なうまぴおん」をリリースした。
マピオンは、位置情報に関わる新サービスを試験公開する実験サイト「マピオンラボ」にて、iPhoneからTwitterに今いる場所を「○○なう」とつぶやける「なうまぴおん」をリリースした。2月9日から提供を開始しており、利用料は無料。iPhone 3GS/3G(OS3.0以上)に対応し、iPod touchには対応していない。
iPhoneの位置情報機能と、マピオンの全国約900万件の駅・スポット情報を利用することにより、ユーザーが現在いる駅やお店・施設をTwitter上に「○○なう」とつぶやくことができる。施設の検索には、マピオンの本サービスでも使用されているオープンソースの全文検索システム「Solr」を採用し、マピオンが培ったノウハウを生かして高速な検索を実現した。
Webサービスなのでアプリケーションのインストールは不要。iPhoneのブラウザから、なうまぴおんのサイト(http://now.mapion.co.jp/)へアクセスし、「なう」ボタンをタップすると測位を開始する。現在地周辺の施設をリストや検索から選択。施設の詳細ページで「ここに なう!」をタップすると、その場所に「なう」することができ、Twitterにつぶやきを加えて投稿できる。
なお、「なうまぴおん」はTwitter上にアカウントを設けており、そこに「@now_mapion」で要望を寄せるか、ハッシュタグ「#nowmapion」を付けてつぶやくと、スタッフがサービスの改善に適宜反映するとしている。
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