ニュース
AR Commonsが「ARマーケティングの未来」を議論 ARサービスのデモも披露
ARの業界団体であるAR Commonsが12月18日にイベントを開催。画像認識によるAR技術を持つ韓Zenitumが日本展開を予定するAR技術のデモを披露する。また、ARを利用したビジネスやマーケティングの展望に関するトークセッションなども行う。
AR(拡張現実)の業界団体であるAR Commonsは、AR技術の発表やトークセッションを行うイベントを12月18日に開催する。
同イベントでは、画像認識型ARを研究している韓ZenitumのCEO、アルバート・キム氏が登壇。同社が日本で展開を予定するAR技術のデモンストレーションを交えつつ、ARコンテンツの使い方について話す。
東急エージェンシーの津田賀央氏(クリエイティブ・ソリューション本部)、プロントコーポレーションの石川淳氏(経営企画室、情報システムグループ・経営企画グループ、マネージャー)、ピクスの寺井弘典氏(取締役/クリエーティヴ・ディレクター)をスピーカーとして迎えたトークセッション「ARマーケティングの未来」も開催するほか、AR Commons会員やAR関連企業によるARの最新動向紹介もある。
イベントは18時〜20時50分まで、慶應義塾大学の三田キャンパス、南館4F会議室で開催する。入場は無料だが、参加には事前の申し込みが必要。ただし、19時〜20時50分まで行われるZenitumのデモンストレーションコーナーは、申し込みを行わずに立ち寄れる。
関連記事
- 「空間を理解するAR」が到来する?――見えてきたARの課題と次の姿
「ARで重要なのは“見えること”ではなく“理解できる”ことだ」――見えないものが見える体験性が注目を浴びたAR。今後は端末をかざした対象物を高度に把握する技術が、サービスを次のステップに進めるという。それは遠い未来の話ではなさそうだ。 - 「二次元に行けないなら二次元が来い!」――ラブプラス内田氏&東のエデン神山監督と考えるARの未来
現実を浸食することをテーマにAR的ゲーム体験を創造した「ラブプラス」と、アニメの世界からARを世に知らしめた「東のエデン」――2つの作品のクリエイターが、ARと日本のサブカルチャーとの親和性を語った。 - ARに必要な“プラットフォーム”は何か
位置情報や画像認識技術を使ったモバイルARサービスが徐々に増えてきた2010年。今後、ARならではの体験性を作り出すにはどんな土台が必要なのだろうか。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.