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モバイルコンテンツ変換ソフト「Durian 4.7」、Androidのアクセス制御が可能に
シンメトリックが、Javaベースのマルチキャリア対応携帯コンテンツ変換ソフト「Durian 4.7」の提供を開始。Android向けアクセス制御機能や、dr:maxlength属性が追加された。
シンメトリックは、マルチキャリア対応携帯コンテンツ変換ソフトウェア「Durian」の最新版「Durian 4.7」の提供を開始した。
Durianは、iモード向けのHTMLを用意するだけで、アクセスしてきた携帯電話のキャリアと機種を判別して、タグや絵文字、画像などを最適な形式に自動変換する、Javaベースのフィルタ型/プロキシ型ソフトウェア。ドコモ、au、ソフトバンクモバイル、ウィルコムなどの携帯電話に加え、iPhoneにも対応する。
今回リリースされたDurian 4.7では、Androidスマートフォン向けのアクセス制御機能が追加され、PCからのアクセスを拒否しつつ携帯電話とスマートフォンからのアクセスのみを許可できるようになった。なお、アクセス制御に使われる接続IP情報は、自動的に更新される。
このほか、ユーザーIDの取得を携帯キャリアからのIPアクセス時に限定する機能や、デバイス名・ブラウザ横幅サイズによる範囲指定、maxlength属性を適切に変換するdr:maxlength属性が追加されたほか、meta, link, img, inputタグが出力切り替え機能に対応した。また、Flash非対応機種への代替画像や代替テキストの表示が可能となった。
既存ユーザー向けの更新モジュール提供は、Durian開発者サイトから行う。
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