1契約でWindows PCもAndroid端末も――マルチデバイスセキュリティサービス登場

Windows向けのセキュリティサービスを利用していれば、追加料金なしでAndroidでもセキュリティを受けられるマルチデバイスサービスが開始。「Yahoo! BB」と「SoftBank ブロードバンドサービス」会員向けに提供される。

[荒木孝一（エースラッシュ），ITmedia]

　BBソフトサービスは8月1日、1ライセンス契約で複数のOS、複数の端末でセキュリティサービスが受けられるサービスを発表。ブロードバンド総合サービス「Yahoo! BB」および「SoftBank ブロードバンドサービス」会員向けに提供を開始した。

　既存の会員向けに提供されているWindows用セキュリティサービス「BBセキュリティ powered by Symantec Plus」の機能を拡張する形で、1ライセンスあたり月額598円という料金は変えずに、Android端末向けのセキュリティサービスも利用できるようになる。

　Android端末で利用できるセキュリティ機能は、個人情報のリモートロックとリモートワイプ、端末場所の検索、SIMカードロックといった紛失対策と、スパイウェア等の削除、迷惑着信とSMSの拒否、Webサイト安全性の確認など。

　今後はセキュリティ分野に限らず、マルチデバイス対応のサービス拡充を行う予定だという。