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専用ドライバの開発が不要――日本無線、モバイルWiMAX対応の通信モジュール発売
日本無線が、モバイルWiMAX対応の組込用通信モジュール「CMN-9000」を開発した。ドライバが通信モジュールに搭載され、ホスト側のドライバを開発することなく利用できる。
日本無線は8月8日、専用ドライバの開発が不要なモバイルWiMAX対応の組込機器向け通信モジュール「CMN-9000」を販売すると発表した。
CMN-9000は、モバイルWiMAX規格(IEEE802.16e-2005)に準拠した産業機器向けのWiMAX通信モジュール。WiMAXドライバを通信モジュールに搭載しているため、ホスト側のドライバを開発することなく利用できる。UQコミュニケーションズにおける接続認証試験の工数も大幅に削減でき、組込製品の開発期間短縮と開発費用の低減が可能になるという。
モジュールの使用温度範囲を−30℃〜+85℃まで拡張することで、屋外も含む広範囲な温度環境で使えるようにしており、無線経由でアクティベーションが行えるOMA-DMにも対応する。
8月にサンプル販売を開始し、10月から量産を開始。初年度の販売目標は10万台で、その後年産30万台を見込んでいるという。
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