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数百の病状説明用データを収録――iPadアプリ「MediTouch」
患者への病状説明はiPadで――。メディアコンテンツファクトリーが、病状や検査などの説明に役立つiPadアプリを公開した。一部コンテンツは無料で利用できる。
メディアコンテンツファクトリーは、iPadやPCに対応する医療機関向け患者説明支援ツール「MediTouch」をリリースした。コンテンツの一部を利用できるiPad版サンプルアプリは無料でダウンロードできる。
MediTouchは、医療関係者が患者に対して病気や検査などの説明を行う際に利用できるツールで、高血圧症、糖尿病、感染症、脳卒中、うつ病、CT検査、MRI検査などの数百のコンテンツが用意される。
iPad版アプリを利用することで、医師をはじめとする医療従事者は、iPadの画面にコンテンツを表示しながら患者に説明を行える。コンテンツは院内の複数台のデバイスで同時に利用することも可能だ。
同社は今後、毎月数十点以上のコンテンツを毎月追加していく予定。なお、すべてのコンテンツの利用や、PCでの利用については院内版の契約が必要となる。
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