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在宅高齢患者の血圧管理をモバイルで支援――QualcommとMedical Platform Asia
QualcommとMedical Platform Asiaが、過疎地に住む高齢患者の血圧管理をモバイルで支援する取り組みを開始する。
QualcommとMedical Platform Asiaは、「ワイヤレス_在宅健康管理」プロジェクトの取り組みを拡大し、南伊豆の過疎地域に住む高齢患者の家庭での血圧管理を支援すると発表した。
2010年7月に開始した同プロジェクトの第1弾では、3Gワイヤレスモジュールを組み込んだ装置と医療機器を300人の参加者に配布。血圧や体重、歩数などの健康情報を、3G網を通じて医師に送信する仕組みを提供した。
医師が参加者から送られたデータを元に健康管理のためのアドバイスを行ったところ、参加者の間で血圧管理の重要性に対する認識が高まり、積極的に治療に参加する人が増えるという効果が得られた。
第2弾では静岡メディカルアライアンスと提携し、共立湊病院(南伊豆)の患者200人に、3G対応のモバイル機器と家庭用血圧管理機器を配布。患者が自宅で測定した血圧データはリアルタイムで病院に送られる。このシステムを利用することで、病気の予防や仮面高血圧の早期発見が期待できという。
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