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ゆめみ、位置情報ゲーム「MyTown」の日本版iPhoneアプリを提供――大手コンビニなど12企業が連携
米国で400万ユーザーを持つ位置情報ゲーム「MyTown」の日本版iPhoneアプリの提供をゆめみが開始する。日本向けのオリジナル要素を取り入れ、日本企業12社との連動企画も展開する。
ゆめみは11月1日、位置情報連動ソーシャルゲームアプリ「MyTown」の日本版iPhoneアプリを提供開始した。ゲーム内では、大手コンビニエンスストアなど12社との連携企画も展開する。
MyTownは、米国で400万人以上の会員を持つ位置情報ゲーム。ディズニー、MTV、トラベルチャンネル、H&M、アディダス、P&Gなどがゲーム連動型のキャンペーンを展開している。
日本版は、アメリカ版でのリアル連動ゲームの要素を残しながら、オリジナルの要素を追加。実際に訪れた先々でチェックインすることで、チェックインした建物を購入し、アプリ内の自分の土地に自由に配置することができるほか、建物をデコレーションするなどの楽しみ方が用意されている。将来的には、チェックインを繰り返すことで建物が成長するといった育成要素の搭載も検討しているという。
日本版においても企業との連動を図り、12社の参画が決定。参画企業の店舗などが存在するエリアでは、チェックインすることで実在の建物デザインやレアアイテムがもらえるなどの仕掛けが盛り込まれる。
スタート時点ではファミリーマート、ローソン、ドン・キホーテグループ、全日本空輸、カプリチョーザ、牛角、ケンタッキーフライドチキン、とらふぐ亭、養老乃瀧と連動。また、ダイヤモンドダイニング、東急ハンズ、東急リバブルも順次開始する。
ゆめみは今後、フィーチャーフォン、Android対応も進める予定だ。
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