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KDDI、スマホ向けARアプリ「SATCH VIEWER」を提供
KDDIが、同社が立ち上げたARブランド「SATCH」のためのAndroidアプリ「SATCH VIEWER」を発表。SATCH SDKで開発されたアプリやコンテンツを紹介するポータル機能を持つ。
KDDIは3月2日、ARコンテンツの再生機能などを持つスマートフォン向けアプリ「SATCH VIEWER」を発表した。Android版アプリを3日からAndroidマーケットで公開する。iPhone版も4月以降に提供予定。
同アプリは、KDDIが推進するARブランド「SATCH」に対応したARアプリやコンテンツを紹介・再生するためのもの。同社が公開しているARアプリ開発キット「SATCH SDK」で製作されたアプリやコンテンツを紹介するポータル機能を持つ。5月以降には、ユーザーが簡単にARコンテンツを作成できる簡易ARオーサリング機能や、QRコードやバーコードなどのマーカーにかざすことでARが体験できる機能を追加予定だ。
まずは、ファッションフェスタ「東京ガールズコレクション」のARコンテンツの再生に対応。会場で配布されるパンフレットにカメラをかざすと、蝶々や花が出現するほか、洋服の写真にカメラをかざすと購入画面へと遷移するEC連携機能も15日から提供を予定する。また、10日からはアニメ「電脳コイル」と連携したARコンテンツも再生可能になる。
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