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社内の営業資料やカタログをスマートデバイス向けに電子化――「スマートマニュアル」
NTTコムウェアが、社内の営業資料やカタログをスマートデバイス向けに電子化するソリューション「スマートマニュアル」を発売する。
NTTコムウェアは7月1日から、社内の営業資料やカタログをスマートデバイス向けに電子化するソリューション「スマートマニュアル」を発売する。
マニュアルやカタログ、研修資料、営業資料などの社内データをスマートフォンやタブレットで閲覧しやすい形に電子化するもの。電子化したデータには、動画や音声を組み込んだり、関連情報へのリンクを付加したりできる。また、紙の資料を利用するのと同じように、資料の重要なところに線を引いたり、メモを書き込んだりすることも可能。書き込んだデータは利用者間で共有できる。
管理機能も用意され、利用者別、コンテンツ別に配信時間や閲覧権限などを設定可能。端末のアプリには、あらかじめ設定した時間に自動でコンテンツを最新化する機能も用意され、差し替えのコストや手間も省けるという。
システムは、配信や製本を行う管理システムと、端末にインストールする専用アプリで構成され、管理システムはSaaS版と自社運用のサーバ版から選べる。SaaS版の価格は、初期費用が30万円、月額基本料が17万5000円(配信デバイス500台まで、管理システムのストレージ容量の上限10Gバイトまで)。なお、最短利用期間は12カ月となっている。
対応端末はAndroid OS 2.2、2.3、3.2のスマートデバイス。管理者用PCの対応OSはWindows XP以降。対応ブラウザはInternet Explorer 6以降、Firefox 3.0以降。
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