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業務データはクラウドで管理、閲覧はiPadから――ソフトバンクが法人向けクラウドサービス提供
ソフトバンク・テクノロジーが、iPadに電子カタログや動画などのコンテンツをネットワーク経由で配信する法人向けクラウドサービスを提供する。
ソフトバンク・テクノロジーは、ネットワークを経由してiPadにさまざまなドキュメントを配信する法人向けクラウドサービス「Smart Catalog Access」の提供を開始する。料金は初期費用が10万円、月額基本料は5万円(20Gバイトのケース)から。
電子カタログや企画書、動画などの業務用データをiPad内に保存することなく、クラウド上から閲覧可能にするサービス。クラウド上の業務データは、大容量コンテンツを高速に閲覧できるビューアを介して快適に閲覧可能。アカウント単位で設定できるアクセス制御機能や閲覧ログの蓄積機能も用意され、セキュアな利用を可能にするとともに、活動履歴の可視化による業務効率の向上も期待できるという。
同社は初年度の受注目標を100件としている。
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