ニュース
スマホをかざして東北復興支援、英ロンドンで――NFCスマートポスターを活用
NFC技術とスマートフォン、Facebookを利用して東北の復興を支援する取り組みが英ロンドンのイベントで始まる。
ポスターにスマートフォンをかざすと、東北の職人が作った作品の詳細情報が分かる――。トッパン・フォームズとTFペイメントサービスが、英ロンドンで開催される東北復興支援イベント「re:new tohoku」で、NFCスマートポスターとFacebookを利用したキャンペーンを展開する。
7月11日から開催される「re:new tohoku」は、被災地の伝統工芸品を活用したクール・ジャパン海外展開事業の一環として開催されるイベントで、会場には東北の職人が作った家具や調理器具、工芸品などが展示される。
これらの作品を紹介するのにNFCスマートポスターが採用され、来場者はポスターにNFC対応スマートフォンをタッチするだけで作品の詳細情報を取得できる。合わせてFacebook上で作品の人気投票も展開し、SNSのコミュニティを通じて作品の魅力を伝えることで被災地の伝統工芸産業の復興を支援する。
会場付近ではNFCタグ付きのうちわが配布され、うちわを受け取った人はNFC対応スマートフォンをかざすことで、展示概要をチェックできるという。
関連記事
- ドコモが“導線”を作る――スマホの利用シーンを広げる「NFCタグ」
NTTドコモがMobile IT Asiaで展示している「NFCタグ」を用いたサービスは、Webサービス、アプリ、機能をより便利に使える可能性を秘めている。専用アプリを使えばFeliCa端末でも利用可能だ。提供中、構想中のサービスを見てきた。 - NTTドコモが目指す“NFCの未来”とは
NTTドコモは、3月14日から16日に東京ビッグサイトで開催されるビジネスコンベンション「Mobile IT Asia」で、「スマートフォンとNFCの今後」をテーマに展示を行う。日本市場、そして世界でのNFC普及への道のりが垣間見られる。 - 日韓で使える“かざす”携帯サービスを KDDI、ソフトバンクらがNFC携帯の実証実験
KDDI、ソフトバンクモバイルら7社が、日韓で使える“かざす”携帯サービスの実現に向けた実証実験を開始。電子マネーやスマートポスターの活用を検証する。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.