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祭壇のシミュレーションをiPadで――名古屋の葬儀会社が導入
花をドラッグ&ドロップして祭壇をシミュレーション――。名古屋の葬儀会社が、営業と受発注の効率化を目指してiPadを導入した。
名古屋を中心に葬儀事業を展開するティアが、直営の33会館に78台のiPadを導入した。受発注の効率化と視覚的な葬儀の説明を実現するため、2012年9月から直営の10会館で試験運用を開始。営業スタッフや顧客に好評だったことから、1月10日に本格的な導入に踏み切った。
同社はこれまで、一部業務で手書きによる受発注を行っており、同一情報を重複入力してしまうなどの課題があった。また、葬儀のイメージを口頭で説明するのが難しいことから、効果的なプレゼンテーションツールを探しており、これらの課題を解決するためのツールとしてiPadの導入を検討し始めたという。
1月に導入したiPadには、容易に商品を差し替えられる電子カタログ機能、祭壇の画面にオプションの花をドラッグ&ドロップすることで、視覚的に葬儀のイメージを把握できるシミュレーション機能などを搭載。将来は営業担当者全員にiPadを配布し、会員の勧誘や葬儀の説明、電子決済に対応する入会申し込みなどの営業支援ツールとして、営業日報・報告書などの営業管理ツールとしての活用も検討しているという。
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