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観光案内や情報検索をiPadで――ホテルフォルツァ博多、170の全客室にiPad配備
12月21日、福岡・博多にオープンするホテルフォルツァ博多が、170の全客室にiPadを配備。ホテル案内や周辺の観光案内、アンケートなどに活用する。
12月にオープンするホテルフォルツァ博多が、170の全客室にiPadを配備することが分かった。導入にあたって支援サービスを提供したTooが明らかにした。
ホテルフォルツァ博多は、エフ・ジェイ ホテルズが12月21日に福岡・博多にオープンするホテルで、デザインやインテリアにこだわり、機能性も兼ね備えた「スマートホテル」をコンセプトに掲げている。
客室に配備するiPadには、従来、フロントや客室に備えられていたホテル案内や周辺飲食店マップ、アンケートなどのコンテンツを搭載。情報の更新やアンケートの集計などを一元管理することで、業務の効率化を図る。端末にはセキュアブラウザも用意され、宿泊客がインターネットを利用した際に履歴が残らないよう配慮した。
運用・管理面では、宿泊客がチェックアウトした後に、客室係が再セットアップをすることなく容易にリセットできる仕組みを取り入れ、運用の手間を軽減しているという。
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